韓国サッカーを代表する有望選手だったムン・チャンジン（22）＝浦項＝は2012年のアジア・サッカー連盟19歳以下（AFC U-19）選手権で強烈な印象を残した。ムン・チャンジンはイラクとの決勝戦で、後半ロスタイムに劇的な同点ゴールを決めた。韓国は最終的にPK戦の末、8年ぶりに同大会で優勝した。4ゴール・2アシストを記録したムン・チャンジンには大会最優秀選手賞（MVP）が贈られた。
故障から回復したムン・チャンジンが再び立ち上がった。リオ五輪出場への最初の関門となる14日の2016 AFC23歳以下（U-23）選手権グループリーグ第1戦・ウズベキスタン戦（カタール・ドーハ）で2ゴールを決め、申台竜（シン・テヨン）監督を笑顔にした。韓国はムン・チャンジンの活躍で初戦を2－1の勝利で飾った。同大会で3位以内に入ればリオ五輪出場権が手にできる。
韓国は16日午後10時30分にイエメンとグループリーグ第2戦、20日午前1時30分にイラクと同第3戦を行う。各組の1位と2位がベスト8に進出する。