慰安婦合意:「日本の議員が訪韓、元慰安婦と面会検討」

朝日新聞「日韓議員連盟が調整に」
毎日新聞など「日本、5月前に両国首脳会談推進」

 韓日議員連盟所属の日本の議員たちが、両国首脳会談の実現や慰安婦問題の確執解消などのために訪韓し、元慰安婦らに会うことを検討している、と朝日新聞が3日付で報道した。韓日議員連盟には日本の衆議院議員・参議院議員が合計約190人参加しており、自民党の重鎮・額賀福志郎議員が日本側会長を務めており、安倍晋三首相、菅義偉官房長官、岸田文雄外相も名を連ねている。

 韓日議員連盟所属の日本の議員たちが訪韓して元慰安婦と面会すれば、日本の政治家の口から今回の合意に対する日本の見解をあらためて説明し、元慰安婦の理解を求める場になるものと見られる。

 これと合わせ、日本は5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を開催する前に韓日首脳会談を行うことを推進している、と毎日新聞や読売新聞など日本のメディアが3日、報じた。日本は首脳会談を通じて慰安婦問題に対する両国の合意をあらためて確認するという考えだという。

 今月下旬にスイスで開催されるダボス会議や3月末に米ワシントンで開かれる核安全保障サミットに両国首脳が共に出席する可能性が高いことから、日本の自民党幹部は「両首脳とも出席すれば、どのような形式であれ首脳会談を行うことになるだろう。(韓日より)第三国で会う方が容易だという面もある」と語った。だが、これについて韓国政府は「まだ韓日首脳会談に関して具体的な話は全くない」と述べた。

東京=金秀恵(キム・スへ)特派員
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