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「ゆがんだ性癖」中学校元校長に懲役2年求刑12月17日 15時06分
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フィリピンのホテルで現地の少女にみだらな行為をして撮影し、画像を保存していた罪などに問われている横浜市の中学校の元校長の裁判が開かれ、検察は「ゆがんだ性癖を満たすための身勝手な犯行だ」として、懲役2年を求刑しました。
横浜市の市立中学校の元校長、高島雄平被告は(65)は、おととし12月から去年1月にかけて、フィリピンのマニラ市内のホテルの部屋で、推定年齢が12歳から14歳の現地の少女3人に現金を渡してみだらな行為をしたうえ撮影した画像を保存していたとして、改正前の児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われています。
横浜地方裁判所で開かれた初公判で、高島元校長は起訴された内容を認めました。
本人への質問では「写真に記録する癖があり、罪の意識がありながらも思い出のために撮影した。教育に携わっていたにもかかわらず、倫理観が弱く恥じている。少女たちには大変申し訳ない」と述べました。
検察は「被告は昭和63年にフィリピンの日本人学校に派遣されたときから買春を始め、帰国したあとも毎年フィリピンに渡航し買春を繰り返していた」と指摘しました。そのうえで「自分のゆがんだ性癖を満たすための身勝手な犯行だ」として懲役2年を求刑しました。
判決は今月25日に言い渡されます。
横浜地方裁判所で開かれた初公判で、高島元校長は起訴された内容を認めました。
本人への質問では「写真に記録する癖があり、罪の意識がありながらも思い出のために撮影した。教育に携わっていたにもかかわらず、倫理観が弱く恥じている。少女たちには大変申し訳ない」と述べました。
検察は「被告は昭和63年にフィリピンの日本人学校に派遣されたときから買春を始め、帰国したあとも毎年フィリピンに渡航し買春を繰り返していた」と指摘しました。そのうえで「自分のゆがんだ性癖を満たすための身勝手な犯行だ」として懲役2年を求刑しました。
判決は今月25日に言い渡されます。