ハンファグループは6日、114人を昇進させる役員人事を発表し、金昇淵(キム・スンヨン)会長の長男でハンファキューセルのキム・ドングァン常務(32)=写真=が就任から1年で専務に昇進した。グループで初めて中卒の女性常務も誕生した。昇進者は過去2番目の多さだった。特に太陽光事業、市内免税店などの新事業で成果を上げた人物の抜てきが目立った。
今年初めに次長から一気に常務に昇進したキム・ドングァン氏は、今年2月に太陽光事業の系列会社をハンファキューセルに統合し、世界1位の太陽光関連企業を誕生させた功績が認められた。今年7月の市内免税店事業者選定で主役となったハンファギャラリアのホン・ウォンソク戦略企画室長は常務に昇進した。中卒でハンファ損害保険常務補のキム・ナムオク氏(60)は2年で常務に昇進した。同氏は社内で「保険王」に5回選ばれている。
旧サムスン系のハンファトタル、ハンファテックウィン、ハンファタレスでは、サムスン出身者14人を含む15人が昇進した。