東欧4カ国の体制転換 朝鮮半島統一に示唆=朴大統領

【プラハ聯合ニュース】チェコを訪問している韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は3日(現時時間)、チェコとハンガリー、ポーランド、スロバキアの東欧4カ国(V4)首脳と会談した。その後の共同記者会見で、V4はいずれも体制転換を通じ民主化と経済成長を達成した経験があるとしながら、「朝鮮半島の平和統一過程、統一後の朝鮮半島統合過程にも意味のある教訓と示唆を与えている」と述べた。

 韓国とV4首脳は、体制転換を成功させた4カ国の経験を共有するためのセミナーを開催するなど、意思疎通と協力を引き続き強化することで一致したという。朴大統領はまた、「V4が朝鮮半島の平和統一や北東アジアの平和協力構想を支持してくれたことに感謝する」と述べた。

 青瓦台(大統領府)によると、V4の首脳らは共同会見や朴大統領との個別会談で、韓国の統一政策と北朝鮮政策に対する揺るぎない支持を表明した。

 一方、朴大統領のチェコ訪問は国賓訪問でなかったが、チェコ政府は大統領宮への道沿いに太極旗(韓国国旗)と歓迎の幕を掲げた。ゼマン大統領は前日、ほぼすべてのスケジュールを朴大統領と共にこなし、特別な催しや細やかな配慮で朴大統領を歓待したと、青瓦台は伝えた。

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