【ソウル聯合ニュース】韓国国会の2016年度(1~12月)予算案の審議過程で、統一部の予算に統一教育をリードする大学を育成するための事業予算18億ウォン(約1億9000万円)が新たに反映されたことが4日、わかった。これは政府が国会に提出した予算案にはなかったものだ。
統一部の当局者によると、来年上半期(1~6月)に大学側から申請を受け付け、3~5校を指定する方針だ。統一・北朝鮮関連の講義やセミナーなどに対し財政支援を受けられる。
これまで小中高が中心だった統一部の統一教育支援が、大学まで広がることになる。
統一部予算ではこのほか、政府の予算案になかった南北統合文化センター建設予算100億ウォンも設けられた。北朝鮮脱出住民(脱北者)のための文化施設が首都圏に建設される予定だ。