米国ホワイトハウスが先月30日(現地時間)、事業や旅行のためビザなしで90日間米国を訪問できるビザ免除プログラム(VWP)の要件を強化する意向を明らかにした。パリで起きた同時テロ以降、テロリストが米国に入り込むことへの不安感が高まったことに伴う措置。ホワイトハウスは30日「国土安全保障省と国務省に対し、同プログラムによる入国審査要件を強化する案を検討して60日以内に大統領に報告するよう命じた」と発表した。韓国を含む38カ国がVWPに加入していることから、各国旅行者の米国訪問が今後さらに煩雑になる可能性がある、と外信は伝えた。