娘が無事退院しました。
そもそも、なんでまた入院なんてしたかというと、アデノウィルスによる風邪を発症し、下痢が続いて脱水症状になって、休日当番医に行ったら待ち時間が4時間になってしまって、その待ち時間中にみるみるうちに体温が上がって39度を超え、それに伴い娘の体から水分が失われていき、「このままじゃ絶対治らないから、入院してしっかり治そう」と言われた…てな感じの流れ。
まあ、休日当番医の混み具合の見積もりが甘かったってのは、自分の不徳の致すところというかなんというか、あの時間に多少なりとも水分をあげていれば、少しは脱水症状も緩和されたのかもしれないけど、朝起きた時点でもう唇がカパカパになっていたので、どのみち入院は避けられなかったのかもしれない。
というよりも、もしあの日が普通の日で、単に小児科で薬を貰ってきただけでは、早期回復はしなかったかもしれないので、逆に入院する羽目になって回復が早まったのは良いことなのかも…
でも、手の甲に点滴の針を刺されて、包帯をグルグル巻きにされているのを見るのは忍びなかった…
本人も右手が使えないのがいたくご不満の様子で、初めのうちはえらく不機嫌だったし。やっぱり今まで出来てたことが出来なくなるっていうのは、まだ1歳に満たない子供であってもストレスになるんだなぁと再確認した。
退院する日にようやく包帯が取れて、手が自由に使えるようになった娘は、なんかきょとんとしていた。すぐ右手を動かし始めたけど。
※この手描きのミニーネズミは看護師さんが書いているんだろうか…
この数日、病院と家を往復するだけの毎日で、ネットを彷徨う時間帯も随分と減った。
日中は娘と一緒にいて、点滴の管が引っかかったり、嚙み切っちゃったりしないかどうか見ていたり、機嫌が悪くなった時にあやしたりしていたので、ブックマーカー的な事も出来なかった。
自分は常々「ネットがなかったら死ぬわ」と思っていたのだが、正直もしネットが使えなくなったとしても生きていけると思った。
病院の待合室で、時間が経つごとに娘の体温が上がっていくのを感じ、水分が失われて衰弱していくのを目の当たりにして、ネットなんかよりももっと大切なものが、いま自分の腕の中にいるって事を改めて思い知った。
自分はペシミストなので、いつも最悪の状況を考えて行動している。万が一にもないとわかってはいたが、もしこのまま娘を失ったら…と考えただけで恐ろしいものがこみ上げてきた。
一度手にしてしまった大切なものを失うのが、どれほど怖いことなのか。今回の一件はそれを改めて自分に教えてくれた。
そんなこんなで、無事娘も退院したことだし、ぼちぼちブログも更新していきます。
前のエントリにコメントしてくださった方々、Twitter等で話しかけてくださった方々、そして、こんな自分の戯言ブログを読者登録して下さっているわりと沢山の方々、本当にありがとうございます。
妻や娘をはじめとする家族はこの世で一番大切なものですが、このブログも思いのほか大きく育ち、自分の子供というか、分身みたいなものなので大事に思っています。
そんなわけで、これからもよろしくお願いします。
なんかまとまらない内容になっちゃったけど、今日はここまでにしておきます。
また明日あたりから普通に更新しますので、生暖かい目で見てやってください。
ゆきぼう