モノフェローズでお借りしていたX-T10、早くも返却の時となってしまいました。この一ヶ月、メインのカメラとして使っていたのでなんとも寂しい限りです。最終回の今回はまた日常のスナップショットと、気がついた点をいくつか。

東京出張に持っていく機会は少なかったのですが、ビルのような建築物でもかなりシャープに撮れます。特に夜景の美しさはかなりのもの。ただ、これはJPEGでの特徴でしょうか、暗部が突然あきらめたように黒く潰れるポイントがあるようです。

コスモスの花畑。ちょうどいい季節に借りることができて良かったな。 こういう自然物の発色が一番得意とする所ですね。

やはりというか何というか、一番撮影したのはウチの娘。ハロウィンの仮装？
ポートレートといえばXF35mm F1.4の方が本当はいいんですけど、AF速度が遅いのが難点。子供はじっとしていませんからね。

富士フィルムの肌色の再現はかなり独特というか、透明感のある瑞々しい描写をします。普段使っているオリンパスのE-M5は良くも悪くも「正確な」色再現をするので対照的。好みもあるでしょうが、こと赤ちゃんの肌を綺麗に撮るなら富士フィルムの色がずば抜けていると思います。

最後の画像はこちら。これは妻が撮ったものです。買い物に行った帰り道、夕日が隠れるところを思わずカメラに手を伸ばして撮影していました。妻がこういった一眼カメラを使うイメージがなかったのでちょっとびっくり。

というわけで一ヶ月使ったX-T10、大満足の出来でした。自分で購入するとなったら価格がちょっとネックかなー。ボディはともかくXFレンズを揃えるのが大変そう。魅力的なレンズは多いんですけどね。ではでは、またー。