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大量データ送る「DDoS攻撃」か 全国初の逮捕
7月24日 13時51分

東京にあるスマートフォンのアクセサリーの販売会社のサーバーに、大量のデータを送りつける「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行い、業務を妨害したとして、ベトナム人の留学生が警視庁に逮捕されました。
「DDoS攻撃」をしたとして逮捕されるのは、全国で初めてだということです。
逮捕されたのは、東京・豊島区のベトナム人留学生、グエン・ゴック・トアン・アン(21)容疑者です。警視庁の調べによりますと、グエン容疑者はことし2月、東京・中央区にあるスマートフォン用のケースの販売会社のサーバーに大量のデータを送りつける、「DDoS攻撃」というサイバー攻撃を行って、業務を妨害した疑いが持たれています。「DDoS攻撃」をしたとして逮捕されるのは、全国で初めてだということです。
これまでの調べで、当時、この会社のサーバーには通常のおよそ30倍の負荷がかかり、1か月半にわたってホームページが閉鎖され、700万円程度の損害が出たとみられるということです。
警視庁によりますと、調べに対しグエン容疑者は「商品の売買を巡ってトラブルがあり、恨みがあってやった」などと供述し、容疑を認めているということです。
警視庁はいきさつを調べるとともに、「DDoS攻撃」に使えるソフトウエアなどがインターネット上などで出回っているとみて警戒を強めています。

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