プロジェクト本文

■ 目次

1.オーガナイザーからのご挨拶
2.『Re:animation』の3つの特徴
3. 行政がDJイベントを(物理的に)受け入れる歴史的瞬間!
4. イベント開催概要
5.『Re:animation』がクラウドファンディングに拘る理由
6. 支援者の皆様へ、リターンのご紹介
7. プロジェクトが成立しなかった場合
8. 目標より多くのご支援が集まった場合
9. Q&A
おわりに

1.オーガナイザーからのご挨拶


CAMPFIREをご覧の皆様、本サービスで6度目のプロジェクトを立案させていただきます、アニメ×ダンスミュージックDJイベント「Re:animation(リアニメーション)」のオーガナイザー”ちへ”こと、杉本と申します。

2010年12月に新宿歌舞伎町のど真ん中で誕生した「Re:animation」は、都心の屋外公共空間でのレイヴ、それもアニメも音楽も大好きな欲張りな人たちがごちゃ混ぜで踊る非日常空間を、誰でも参加できる入場無料イベントとして続けていく為に、私たちはクラウドファンディングを率先して取り入れてきました。

今回はその第8弾イベントとなります。今回は更に一歩踏み込んで、街とイベントの間に挟まったシガラミを一気に突破したいと思っています。まずは、プロジェクトの説明をご一読いただき「面白い!」と思ったら、ご支援いただけますと幸いです。

2.『Re:animation』の3つの特徴


「Re:animation」は、アニメもダンスミュージックも分け隔てなく大好きな人たちが集まって、ジャンルの壁を超えて楽しもう!という趣旨で開催している野外DJイベントです。昨年11月に開催した第7回もクラウドファンディングで開催資金を募って開催し、JR中野駅前に3000人以上が集まりました。

このイベントの大きな特徴は次の3つです。

1.ボランティア中心で運営する有志イベントがベースとなっていること。
2.運営資金をクラウドファンディングで募り、入場無料で解放すること。
3.それらの活動を地元行政や街組織の理解を得ながら進めていること。

ひとことで言うと「関わる人がみんなで力を合わせて開催している」イベントであり、それがお陰様で多くの方に楽しんでいただけている最大の理由です。

かつてアニメも音楽も大好きな子供だった当時の私は、アニメ好きの友達の中でも、音楽好きの友達の中でも浮いた存在でした。しかし、インターネットを通じて同じような趣味の人がたくさん居ることを知りました。そんな皆が心置きなく楽しめる居場所を創りたいという思いがこのイベントにはあります。

地域の理解を得ながら、自分たちが楽しいと思うことを堂々とやろう!そして、次々に新しい仲間を迎え入れよう!それが「Re:animation」が目指す理想のパーティです。

3. 行政がDJイベントを(物理的に)受け入れる歴史的瞬間!


「Re:animation 8」の最大のトピックは、中野に移転して以来ずっと1フロアで開催してきたイベントが、遂に2会場使ったマルチフロアのイベントに進化することです。

会場予定地は、過去3回開催した中野駅北口暫定広場の向かい側にそびえ立つ中野サンプラザ前広場と、そこに隣接する中野区役所の前庭!実現すれば、東京23区の区役所敷地を使用して開催する史上初の野外レイヴとなります!

奇しくも2015年は日本のクラブカルチャーを縛り付けていた風営法の改正案が可決され、国内のダンスカルチャーが大きな一歩を踏み出した記念すべき年。そんな年に、「Re:animation」も大きなチャレンジをすることになりました。

再開発予定地である中野駅北口暫定広場は「Re:animation 7」開催時に既に閉鎖が確定していました。2013年に「Re:animation 5」を開催して以来、この広場では続々と新しいイベントが開催され、駅前の賑わいづくりの拠点として、私たちだけの問題ではありません。『次のリアニをどうするか?!』は、いつの間にか今後の中野駅周辺のイベントを左右するマイルストーンになっていました。

そんな中で、1人の理解ある中野区議会議員が、新たなイベント用地として中野区役所の敷地を提供する為に、前庭の花壇を撤去できないか検討して議会に提案するように担当課と掛け合う英断をして下さったのが、昨年の年末。そして、中野通りの桜が満開になった頃、別件で区役所にお邪魔した時に、中野でのリアニ開催最大の功労者の1人である、産業振興課の課長が寄ってきて、「ちへさん、決まりましたよ」と声を掛けてくれました。

誰もが耳と目を疑う"非常識"なプロジェクト幕を開けた瞬間でした。

イベント受け入れに向けて花壇の解体が始まった中野区役所の前庭。前代未聞のDJイベントが実現するかどうかは、クラウドファンディングの成否にかかっています。

4.イベント開催概要

▼タイトル
『Re:animation 8 -Rave In NAKANO-』
▼開催予定日時
2015年11月1日(日)11:00~19:00
▼開催予定場所
中野区役所 特設イベントスペース
中野サンプラザ前広場
▼参加費
無料!!
▼出演

[第一弾]

DJ AKi / Nhato / DJ Shimamura with MC Stone / アニソンディスコ / おもしろ三国志 / Hedonist / はっしー/ PETTER / たんく / G.H.S(後藤王様・HACK・沙亞也) / spacetime / Megsis / Fish&Chips(Strada & MASAKARI) / 銀星 / REV-TUNE / asanoappy and more!!!

詳細は公式サイトにてご確認ください。

5.『Re:animation』がクラウドファンディングに拘る理由


端的には「イベントはそれを楽しみに集まる人たちのものでありたい」が為です。

前回、嵩む運営コストやボランティアスタッフへの負担でギリギリの状態だった『Re:animation』の運営体制を、予想を上回る皆様からのご支援によって打開することができました。その成功が、今回の奇跡的な会場を呼び込んだことは間違いありません。

そして、私たちはフロア数を拡大するチャンスを得ました。単純に考えて、開催にかかる費用はこれまでの2倍です。業者や中野の街組織とも、できるだけ開催コストを抑えられるように調整して、ギリギリまで圧縮した費用が今回の目標額300万円です。

規模の拡大に合わせて、スポンサー有りきの開催体制に移行した方がクレバーだし、効率的なのかもしれません。実際に、想いが共有できる企業や団体からの協賛もいただいており、それによってより安全に運営ができていることも確かです。

だとしても、開催するか否かを決定するのは"私たち"でありたい。それが、『Re:animation』がクラウドファンディングする理由です。

開催資金はステージや会場の設営、出演者のブッキング、消耗品の購入、そしてボランティアスタッフへのケア等に充てます。ご協力、よろしくお願いします!

6. 支援社の皆様へ、リターンのご紹介

「Re:animation 8」開催プロジェクトにご支援いただいた方には次の"リターン(特典)"をお約束します。今回の新たな企画として、複数人での参加を前提とした【お友達パック】をご用意しました。

〜定番のリターン〜

▼サイト・パンフレットにお名前を掲載
リアニメーション公式サイトと、イベント当日に配布する「Re:animation 8」のパンフレットに、あなたのお名前を掲載させていただきます。

▼優先入場パス
「Re:animation 8」は、入場無料で出入り自由のイベントとして開催しますが、混雑時には入場を制限させていただく場合があります。その際に、優先的にご入場いただくことができる特別な入場パスを事前にお届けします。発送時期は10月中を予定しています。

▼リアニ8オリジナルステッカー・缶バッヂ・マフラータオル
「Re:animation 8」の開催を記念したオリジナルグッズを製作し、イベント開催前にお届けします。発送時期は10月中を予定しています。

▼リストバンド型USBメモリー+Remix楽曲
リストバンドとしても着用できるUSBメモリーを製作、その中に前回開催時のストレッチゴールとして制作したAJURIKAによるオリジナル楽曲「Re:animation」の2015 Remixバージョンを登録した状態で、イベント開催前にお届けします。発送時期は10月中を予定しています。

[リミックス楽曲仕様]
・原曲:Re:animation / AJURIKA
・リミキサー:MASAKARI
(Soundcloud:https://soundcloud.com/dj-masakari
[リストバンド型USBメモリー仕様]
・形状:リストバンドタイプ
 ※ホワイト地に赤いロゴのデザイン予定
 ※長さ: 230mm/幅: 22mm/高さ: 6.5mm/重量: 20.3 グラム
・容量:8GB

〜イベントを一緒に盛上げるリターン〜

▼会場に"推しノボリ"を掲出(ノボリは終了後持ち帰りOK)
会場にあなたが一番応援しているDJ・アーティストの”推しノボリ”を、あなたが寄贈者になって掲出することができます。寄贈者名は、ご友人との連名やグループ名での掲載も可能です。掲出した”推しノボリ”は、イベント終了後にお持ち帰りいただけます。
※不要の場合は持ち帰らなくても結構です。また、「のぼり旗だけ」のお持ち帰りでも構いません。
※寄贈者名に公序良俗に反する名称や既知の固有名称と判別しづらい名称は使用できません。

▼会場に"オリジナルバナー"を掲出(バナーは終了後持ち帰りOK)
希望のデザインの横断幕を会場内に掲出します。パーティのロゴや、サークル名、お店の案内などを丈夫なターポリン素材の横断幕での参加者や通行者にPRできます。製作した横断幕は差し上げますので、その後もイベントなどでご活用いただけます。
※製作委託は9月30日までにデザインを納品いただける方に限ります。
※横断幕のサイズは縦90cm×横180cmサイズとなります。
※デザイン製作をこちらで代行(別費用)することも可能です。
※会場内の掲出位置は指定できません。
※公序良俗に反する単語や図画、既知の固有名称や商標と判別しづらいデザインは掲出できません。

▼VIPやぐらシート入場権
「Re:animation 8」開催中、“中野サンプラザ前広場”のステージ正面にお祭用の紅白やぐらを”特別エリア”として設置し、そちらにご入場いただける権利です。やぐら舞台はフロア面から約90cm嵩上げされますので、広場に溢れる群衆を睥睨しながらVIP気分でイベントをお楽しみいただけます。

[やぐらの仕様]
・横幅1800mm×奥行1800mm×全高3200mm
・地面から舞台までの高さ=900mm
・舞台から天井までの高さ=2300mm

▼フロアの命名権(入場ゲートフラッグを掲出)
今回使用する、”中野サンプラザ前広場”と”中野区役所前広場”の何れか一方にあなたの希望のお名前を付けることができます。フロア名は公式サイトやパンフレットに掲載される他、タイムテーブル、ブログ記事、ニュースサイトなど様々な場所に露出します。また、当日はフロア名を掲載した大型のゲートフラッグを設置して入場口に掲出します。
※先にご支援いただいた方から優先的に命名するフロアをお選びいただけます。
※公序良俗に反する単語、既知の固有名称や商標と判別しづらいデザインは掲出できません。

〜何人かで参加したい人向け【お友達パック】〜

以前から要望の多かった「友達の分の優先パスやグッズをまとめて手に入れたい」という声にお答えできるリターンを準備しました。

▼お友達パックA
【リアニ応援基本パック】をそれぞれ5人分、10人分まとめて支援することができます。個々に支援するより若干お得になっています。

▼お友達パックB
【リアニ応援基本パック+グッズセットB】 をそれぞれ5人分、10人分まとめて支援することができます。個々に支援するより若干お得になっています。

~遠方からお越しになる方向け~

ここ数回、遠方からお越しになる参加者が増加傾向にあるので、ホテル予約の手間が省けるリターンを準備してみました!ぜひご活用下さい!

▼ご宿泊パック
【リアニ応援基本パック+グッズセットB】に「Re:animation 8」を開催地に隣接する中野サンプラザホテルのシングルルーム1泊2日分をご用意します。部屋から会場まで1分で到着できる好立地でリアニを堪能して下さい。
※本リターンは株式会社JTBのご協力を得て提供いたします。

7. プロジェクトが成立しなかった場合

集まった支援の総額が目標金額に満たなかった場合は、本プロジェクトは不成立となり、決済は行われません。また、「Re:animation 8」は開催延期、または中止となります。

8. 目標より多くのご支援が集まった場合

目標を大きく超えて、たくさんの金額が集まった場合も” より安全で充実した環境で多くの方にイベントを楽しんでいただきたい”という目的をより高次で達成する為に活用させていただきます。また、目標金額達成後に”次なる目標”=ストレッチゴールの設定も現在検討をしています。

9. Q&A

本プロジェクトについて、より詳細な情報をご紹介する特設サイトを開設しました。クラウドファンディングでよくあるご質問集もご用意しておりますので、ご確認ください。
http://reanimation.jp

おわりに
~ある中野の行政マンへの私信~


リアニメーションを開催するにあたり、必ず区役所に1人"カッコイイ男"がいます。新宿でも、ここ中野でもそうでした。

2012年、旧コマ劇場再開発で行き場を失ったこのイベントを中野で最初に理解してくれた副参事(課長)が今月10日に異動になりました。最後の仕事の1つが、中野区役所玄関前の花壇を撤去し、暫定広場の代替地とすること。せっかく見つけた"聖地"をまた失いかけた私たちを、再び救ってくれたのはやはり彼でした。

意外かもしれませんが、区役所の役人さんは地元になかなか理解してもらえないことも珍しくありません。何かにつけて「ワカッテナイ」と批判され、めげずに話を聞き、調整し、区外の人間ではありますが、区と歩もうとする。中野区に出来たばかりの都市観光という部署も、「Re:animation」の立ち位置に重なりました。

仲間が集まって、楽しいことをする。噂を聞いた仲間が増えてもっと楽しくなる。リアニは参加のハードルを極限まで下げる為に、都心の駅近くという無理難題をやって、更に参加費を無くす為にクラウドファンディングしています。普通はご理解いただけないお願いだと思いますが、信頼と協力を得て、開催し続けています。参加者・ボランティアの応援は感謝してもしきれない、尊いものです。

その尊い支援を呼びかけられるのは、安心して背中を預けられる行政マンがいるからです。いつも応援してくれる参加者と、それに応えてくれる協力者。本来はそれら両方があっての「Re:animation」です。

ただ、今回ばかりは彼の頑張りに報いたい。

「Re:animation 8」が実現したら、彼もこっそり見に来てくれると思っています。あまり目立ちたがらない彼のことなので、きっと隅っこに居るのでしょうが、無理やりにでもステージに引っ張りあげて、これがリアニを2度救った男だ!と紹介したい。会場はポカーンとするかもしれないけれど、拍手を煽って、讃えたい。我儘かもしれませんが、それをするのがリアニじゃないかと思うのです。

リアニは"みんなで"作るイベントです。関わっている全員が本気。出演者も、参加者も、裏方であるスタッフも、裏方の裏方である行政マンだって、もちろん例外じゃありません。

彼が用意してくれた場所で、リアニをやって、人・人・人で埋め尽くしたい。中野区中の話題になることでしょう。区内での理解者も参加者も増えます。当初から言っている「ジャズフェス程度には当たり前に街角でDJがプレイしている」くらいには自由に楽しめる雰囲気にまた1つ近づきます。

ヨーロッパのような、街と観客が一体になって楽しむ"街フェス"開催は最早手の届かない夢ではないと思っています。日本の空気は、中野から変わります。

ぜひ、皆さんの力を貸してください。どうぞよろしくお願いします!

リアニメーション実行委員会 代表:杉本真之(ちへ)

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