というわけでおおかみこどもの雨と雪の聖地巡礼っぽい事の二日目。
そして称名滝とみくりが池を目指す!
「初めて秦野駅に降りた時、富山に凄く似てるんでビックリしたんですよね」と、会社の富山人は言う。
イヤイヤ全然違うだろ・・・
立山と丹沢では標高が全然違うし、仮にも富山県の中心部と神奈川の田舎ではあまりにも富山に失礼だろ・・・
と思っていたのだけど、実際来てみると思っていたよりも似ていた。
正しくは「富山からちょっと離れた景色と秦野が似ている」という感じだろうか。
山の標高は違うけども離れて見る山の高さは素人目には区別は付かず、
目の前に広がる田舎特有の田園風景になんとなくデジャヴを感じてしまうかも知れない。
そんな事を考えていたら、田園風景がいつの間にやら山岳風景に変わっていた。
そして立山駅に到着。
ここからバスで称名滝を目指す。
殆どの人は立山アルペンルート方面でケーブルカーで登って行った。
称名滝へは1時間に1本程度のバスに乗り別ルートで進むしか出来ない。
その後、みくりが池方面に行くには滝に行ってまたここに戻る必要があるので結構面倒だったりする。
そしてバスに乗り15分程度で滝手前のバス停に到着。
ここから約30分の登りなのだけど・・・
昨日の花の家に比べたら、同じ30分でも余裕で登れるレベルなのです。
徐々に滝が見えてくる。
画面中央下の建物が飛沫で真っ白になってるんだけど、どこまで行けるのだろうか・・・と不安になる。
滝がよく見えない癖に、もうこの辺りからレンズにまで飛沫が掛かる。
なので、こんなにも日射しが暑いのに凄く涼しい。
そして滝の目の前!
わはははwww 太陽の位置的にも眩しいわ、飛沫も凄くて目の前真っ白だわ、風も強いんで、
もう色んな意味でまともに撮れないやwww でも楽しい。
単純な迫力では華厳の滝の方が凄いかなーと思ったけども、
こんなにも濡れるまでの飛沫と近くまで寄れる大瀑布ってのは、これはこれで無いだろうし、凄いなーと思う。
そして悪城の壁。
劇中の場所はここよりももうちょい手前なんだけども、バスだと徒歩で戻るので時間的に厳しいので断念。
なので、バスから撮ろうと思ったら窓が開かなくて撮れなかったのですが・・・
まさに名前に偽りなし!って感じの大迫力でした。
そして立山駅に戻り、ケーブルカーで美女平へ移動。
そして美女平からバスに乗り室堂を目指す。
途中で称名滝が見えるポイントも通過する。
森林限界を超え、辺りはすっかり高原って雰囲気に。
中央奥の山は多分剣岳。
そして室堂ターミナルに到着。
気温16度と下界との温度差は15度近い。
ターミナルから外に出ると・・・
叫びそうになるくらいの美しい山岳景観に感動。
すぐそこには3000M級の山頂が目の前に。
そしてみくりが池!青い!
中国人と思われし観光客が、「スイ!スイ!」とみくりが池を見て言っていたので、
泳ぎの擬音でなければ多分中国語で青いって事なんだろう。
高山植物もいくつか咲いていた。
でも雷鳥には出会えずに残念。
チングルマという花の名前にシモネタ感を感じてしまった汚れた私を許してください。
みどりが池は、名前の通りの緑色だった。
という感じで辺りをグルっと回って、みくりが池温泉に浸かったりしてゆったりと過ごす。
みくりが池温泉は、硫黄の匂いが若干する源泉掛け流しの良い温泉でした。
劇中ではこの方向でもっと高い位置から望んでいた・・・というのを帰りに気がつく。
下調べしていれば少し登っていたのにと、ちょっと悔しい。
まだ3時前・・・
もう少しここにいたいけども帰路に着く。
北陸新幹線が出来たとはいえ、やはり富山が遠いことには変わりはない。
今回は再度富山へ戻るけども、仮にこれで黒部方面に進もうものなら日付が変わるレベルなわけで。
うーーーーーん、物足りない!・・・また来る、絶対来る。
見えている近くの山々は、ムリをしなければ自分でも十分登れるレベルみたいなので、
もう少し高い位置からこの素晴らしい景色を眺めてみたい。
そう思わせるくらいに立山は感動的な景観でした!
そんなわけで、富山には見たい場所はまだまだあるんで、
夏休み(多分取れても10月頃だけど・・・)にでも来ようかなーと計画中!!