【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部関係者は13日、ノーベル平和賞受賞者や朝鮮半島の専門家らが一堂に会し、南北統一について話し合う「世界平和会議」を10月末にソウルで開催すると明らかにした。
同関係者は会議について、「政府レベルで進める光復(日本による植民地支配からの解放)70周年記念事業の一つ」と説明した。歴代のノーベル平和賞受賞者や朝鮮半島問題に携わった各国の元政府関係者らが多数出席するという。開催日は10月28日か29日になる見通しで、最終調整を行っているという。
会議では討論会などが行われ、「朝鮮半島の統一時代元年」をテーマに平和宣言を発表する予定だ。
統一部は「朝鮮半島が冷戦後も依然として分断されている構造的な原因や統一が世界平和に与える意味をあらためて評価し、統一へのわれわれの意志を重ねて強調する機会になる」と期待を寄せた。