韓国国税庁が12日、国会議員に提出した資料によると、韓国の所得上位1万人の2013年の平均年収は17億3394万ウォン(約1億8,760万円)で、5年前の08年(13億6200万ウォン)に比べ27%増加したことが分かった。これは全所得層の所得増加率(11%)を2倍以上上回るものだ。平均年収は上位1,000人で63億ウォン(約6億8160万円)、上位100人は213億ウォン(約23億400万円)だった。
今回の資料は、13年の統合所得を分析したものだ。統合所得は勤労所得以外に譲渡所得などさまざまな所得を合算した概念で、勤労者と自営業者が稼いだ所得全体を意味する。
08年と13年を比較すると、所得上位の所得増加率は相対的に高かった。所得上位者の1%の平均所得増加率は14%(3億3190万ウォン→3億7840万ウォン)だった。高所得層に分類される所得上位10%の平均年収も12.8%(6634万ウォン→7485万ウォン)増えた。一方、中産階級と言える所得上位40%の平均年収は6.5%(3140万ウォン→3345万ウォン)の伸びにとどまった。