「2520億円で固まりました」。新国立競技場の整備主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の理事、鬼沢佳弘(57)は6月下旬、部下から整備費決着の報告を受けても半信半疑だった。「本当か。またどんでん返しはないのか」
新競技場は2020年東京五輪・パラリンピック、19年9月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)のメーン会場。整備費と工期を巡って次から次へと新たな課題が噴出し、施工予定のゼネコンな…
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