貞子vs伽椰子が実現する?
どうやら呪怨ザファイナルの最後に貞子vs伽倻子という予告がくっついてるらしいですね。果たして既に撮られている映像なのか…いずれにしろ特報が作られているということは監督も決まっているか…。もし決まってないなら私、やります!やらせて下さい!マジでコンタクト取ってみよう!
— 白石晃士 (@shiraishikouji) 2015, 6月 20
もともとはエイプリルフールの企画というか、エイプリルフール企画のままだと思うのだけど、『貞子vs伽椰子』を白石監督が撮りたいと言い始めて話題が再燃している。
よく見ると、上下に配置されたキャッチコピー「映画界が無謀にも仕掛ける、プレミアムでスリルあふれる企画!」「2016年夏 きっとくる!きっとフール!」の文字の色が異なる部分を追うと、「映」「プ」「リル」「フール」(エイプリルフール)と読めるという仕掛けが施されている。
もともとは『呪怨−ザ・ファイナル−』のエイプリルフール企画だし、その流れで特報も作ってしまったという話だと思うのだけど、もうエイプリルフールの時期ではない。
それを『コワすぎ!』や『オカルト』の白石監督が本当に撮りたいとコンタクトしたら実現してしまうのかもしれない。というか既に「エイプリルフールが実現!」として水面下で動いているのかもしれないなぁ。実現したら『フレディ VS ジェイソン』の衝撃を超える。
『ひきこさんVS貞子』はもうすぐレンタル開始
ところで、「貞子」は既に「花子さん」や「ゾンビ」のようにパブリックドメイン化しかけているというか、すでに『ひきこさんVS貞子』のレンタル開始が決定している。
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Amazonにも商品情報があるし、これはフェイクではないのだろう。でも許可とってるのかなー。「貞子という名前の女性」だと言い始めたら大丈夫なのか。うーん。そもそもホラービデオ界は『バタフライエフェクト・イン・クライモリ』とか無茶苦茶なコラボレーション邦題を勝手につける文化があって、『サイレン』を元ネタに『サイレント』があって、さらに『サイレン島』があるというカオスも許容してきた。
口裂け女とコックリさん
口裂け女とコックリさんも、すでに「ひきこさんVS」シリーズに出ていいるので、この作品への出演はパブリックドメイン化のバロメーターになっているのではないか。
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そういえば、白石監督の『コワすぎ!』にも口裂け女とコックリさんが出ている。
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貞子のパブリックドメイン化を考えると『戦慄怪奇ファイル超コワすぎ!FILE EX 呪怨感染!貞子』なら出来る……のか。などと好きな作品のコラボレーションを妄想するのは楽しい。筋肉少女帯人間椅子は実現したし。
ちなみに白石監督は『日本のこわい夜〜特別篇 本当にあった史上最恐ベスト10』で「呪怨の家」という友近主演のフェイクドキュメンタリーを撮っていて、これがなかなか傑作だった。色々な制約はあれど、白石監督が『呪怨』を撮ったらどうなるかが垣間見えてよい。
『白石監督 VS』シリーズを期待しているのか
ニコ生の呪怨、「工藤のほうが強い」「コワすぎ!宛にビデオ送ろう」「伽耶子と俊雄に暴力は有効なんだよ!」などといったコワすぎ・カルティストによるコメが頻繁に流れてくる
— でるた (@delta0401) 2015, 6月 20
最近は色々なホラー映画に『コワすぎ!』の工藤Dを放り込む『工藤D VS』シリーズの二次創作が多すぎというか、淫夢厨化していてどうかという話もある。本当に白石監督が『貞子vs伽椰子』を撮るとしたら『ノロイ』みたいなソリッドな展開を期待。その辺は心配しなくても白石監督ならやってくれると思うけれど……って僕は有名ホラー作品を白石監督が撮り直す『白石監督 VS』シリーズを期待しているのかもしれない。