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誰かの妄想・はてな版

2015-06-22

“憲法に集団的自衛権の行使を禁止する明文規定がないから合憲”なら、外国人参政権だって合憲ですね。

産経文化人の自称憲法学者百地章氏が吠えています。

日本大の百地章教授「9条に集団的自衛権禁ずる明文規定ない」「学者の意見はあくまで私的解釈」

憲法9条には集団的自衛権の行使を禁止したり、制約したりする明文の規定は存在しない。

http://www.sankei.com/politics/news/150620/plt1506200005-n1.html

なるほど、集団的自衛権を明文で禁止してなければ合憲だと百地氏は主張しているようです。

しかし百地氏は、憲法で明文で禁止されていない外国人参政権については「憲法違反の疑い」と言っています。

 だから憲法でも選挙権を「国民固有の権利」(15条1項)つまり、国民のみが有する権利と定めています。最高裁も、この権利は「権利の性質上日本国民のみをその対象とし、…我が国に在留する外国人には及ばない」と明言しています(平成7年2月28日)。

(略)

 それ故、参政権の一種である「住民投票権」を外国人に付与するのは憲法違反の疑いがあります。また条例は「法律の範囲内」で制定されなければなりませんから(憲法94条)、外国人にまで住民投票権を付与するのは地方自治法に違反する可能性もあります。

http://www.sankei.com/life/news/140830/lif1408300012-n1.html

自分のイデオロギーに沿った法案憲法で明示的な禁止がされていないことを理由に合憲だと主張し、自分のイデオロギーに沿わない法案憲法で明示的な禁止がされていなくても違憲だと主張する。

こういう法ではなくイデオロギーを優先する輩は、憲法学者ではなく、活動家と呼ぶべきです。

Kei-MadKei-Mad 2015/06/23 03:20 そもそも「日本国」は独裁ファシスト国家、旧帝国日本の暴虐支配から諸国を解放し、合わせて皇国史観の呪縛にとらわれた日本国民に自由・平等・民主主義の価値を教え、パックス・アメリカーナの正義を世界に知らしめるアメリカの正義を受け入れ、「旧大日本帝国」を完全否定することで生まれた新国家だったんじゃないの?

自由・平等と民主主義を基礎とし平和を愛する国として新生したのが「日本国」なんだろう?

「日本国」は旧帝国日本の正義:「大東亜戦争 聖戦論」を完全否定して生まれた国なのに、安倍晋三およびその愉快とはほど遠い妖怪仲間たちががやろうとしていることは、「日本国」とは相容れない旧帝国日本の正義を秘密裏に持ち込もうとする憲法否定者たちである。そんな人間が憲法学者とはまたまた面妖な・・・

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