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全部460円!!絶対に行くべき東京都内の風情がスゴすぎる銭湯

こんにちは。ジョブセンスリンクぷらす編集部、末端スタッフの高橋です。

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皆さん、毎日お仕事ご苦労さまです。

5月は大型連休もあるせいか、どこか訛った身体にムチを打つように働くので毎日クタクタですよね。僕はもう限界です。

 

そこで皆さんにお聞きしたいのですが、仕事の疲れってどのようにして解消してますか?

 

はい、当然お風呂ですよね。

100人いたら100人そう答えると思います。

僕もそうです。

 

だから今日は、こうです!

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みんな大好き!お風呂の紹介です。

 

お風呂といっても様々ですよね。

温泉旅館・日帰り温泉施設・スパなど、お風呂を楽しめる所は今やアチコチにあります。でも個人的に思うんです。どこも一人で行くのは少し寂しくないですか?

というわけで今回紹介していきたいのは、疲れた庶民の強い味方

銭湯♨です。

 大都会 ”東京” にありながら身も心も癒される極上の銭湯をご覧ください。

※取材(撮影)は各お店の了承をいただいて行っています

※記事の中に一部お見苦しい写真がございます

 

 存在感がありすぎるキング・オブ・銭湯

『大黒湯』-北千住-

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まずはじめにやってきたのが北千住にあるコチラ!大黒湯!!

さすがキングオブ銭湯。まるで寺社のような造り。

 

さっそく入ってみたいと思います! 

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入り口のスグ横に「わ」という文字が掲げられていますが、これが一体何を意味するかはこの記事の最後にご紹介しますね。

 

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銭湯の定番「松竹錠」は五十音と漢数字の組み合わせという珍しいものが使われてました。フロント周りは伝統ある造りですが、ちゃんと改装もしてありとても綺麗。

 

っていうか広ッ!!

 

期待に胸を膨らませながら脱衣所へ行き、ふと天井を見てみると、

!!!

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天井一面の花鳥風月画!!

 

「うわぁ、マジでキングや。。。」

そんな風に思わずにはいられませんでした。

 

ずっと上見て数えてたら首が痛くなったんで、もう行きます!!

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こちらでも見事な富士のペンキ絵がドーンと迎えてくれます。

 

浴室内は銭湯の定番カラーのブルーが基調で爽やか。

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浴槽もけっこう大きめなので他のお客さんがいても脚を伸ばして浸かれます。

 

そしてコレですよコレ!!

露天風呂!!

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あぁぁ、、、湯加減メッチャいい。。。

 

キング銭湯で殿気分を満喫した後は、 

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 中庭の縁側で涼むこともできます。(湯冷しないでね)

 

脱衣所の豪華絢爛な花鳥風月画に露天風呂だけではなく中庭まであって、

460円!!

キング・オブ・銭湯の称号はダテじゃありません。

 

大黒湯
住所 東京都足立区千住寿町32-6
休業日 月曜日
営業時間 15:00〜24:00
電話番号 03-3881-3001
東京メトロ千代田線、JR常盤線「北千住」から徒歩14分。

 

庭園と涼み処が美しすぎる銭湯

『タカラ湯』-北千住-

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続いてやってきたのが、大黒湯と同じ北千住にあるタカラ湯!!

こちらもまた立派な門構えの御殿系銭湯(勝手にそうジャンル分けしてます)です。

 

20分前まで大黒湯にいましたが、そんなん関係ありません。僕の仕事の疲れは業務用洗剤でも落ちない頑固汚れレベルなんです!

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さっそく行ってみたいと思います!

フロント型式の待合スペースを抜けて脱衣所に入ると、

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中庭に面したガラス戸から陽が差し込んだ気持ちいい広々空間。

 

浴室内も片面がズラッと大きな窓なので日中は自然光だけで充分明るい。 

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お湯の種類が豊富なのも嬉しい。

 

澱みない手際で洗体を済ませて、

いざ!入湯!!

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あぁぁぁ!でんき風呂!!

大して確認もせずに勢い良く入ったためメッチャびっくりしましたが、すぐに慣れました。

 

その後、ひと通り全部の湯船を満喫して終了。

 

そしてタカラ湯の目玉といえばコレ!!

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中庭がもう日本庭園!!

丁寧に剪定された植え木や石橋、池には高そうな錦鯉。

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もうため息がこぼれるくらいに美しい中庭と、それに面した涼み処があるのです!!

 

それはまさに、、、
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極楽浄土!!

 

因みに、この中庭は服を着た後に履物を借りて行くことも可能です。

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鯉たちがめっちゃ寄ってきますよ。戯れてみては?

 

種類豊富なお湯に浸かった後に立派な庭園を観ながら夕涼みができて、

460円!!

まさに日本の銭湯界のタカラ(宝)です。

 

タカラ湯
住所 東京都足立区千住元町27-1
休業日 金曜日
営業時間 15:00~23:30
電話番号 03-3881-2660
HP http://slowtime.net/
東京メトロ千代田線、JR常盤線「北千住」から徒歩20分。

 

やたらお湯が熱い老舗すぎる銭湯

『帝国湯』-三河島-

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次にやってきたのがコチラ帝国湯!!

ここは創業が大正時代という超がつく老舗の銭湯です。

 

これはこれまでとは違う期待ができそうですね。

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行ってきます!!

 

はい、さっそく出ました。

銭湯の最も銭湯らしい形 ”番台スタイル” です!

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これぞ銭湯です!!


浴室に入るとこれまた、、、

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年期の入った富士のペンキ絵と鯉が描かれてるタイルアートが堪りません。富士山が男湯と女湯を跨いで描かれてる感じもグっときます。

 

ではでは、都内屈指の老舗の湯をば、、、

 

!!? 

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ナニコレっ!!

衝撃的に熱い!!!

モノ凄い熱さです。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉を脳内で反復させながらどうにか浸かりましたが、今の僕をもしサーモグラフィーとかで見たら、

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こんな状態だと思います。

 

でもしばらくして慣れてくると、これがなんとも癖になる感じでメッチャ気持ちいい。

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後でお店の人に聞いたところ、ここの湯は井戸水を薪で沸かしているらしいのですが、お客さんが真っ赤になって出てこないと「あ、ぬるいかな」って思って沸かしまくるとの事です。 

 

湯上がり、脱衣所からふと外に目をやると、、、

 

はい、またまた出ました。 

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ここにも風情満載の中庭!!

緑が多くて涼しげなのでアツアツの身体をクールダウンさせるのにもってこいです。

 

「老舗銭湯には風情ある中庭」これはもう定番なのかもしれませんね!

 

最近少なくなったアツアツの湯に浸かりながら激レトロな雰囲気が堪能できて、

460円!!

大日本帝国と呼ばれていた時代からの趣を、目と皮膚で感じて下さい。 

 

帝国湯
住所 東京都荒川区東日暮里3-22-3
休業日 月曜日
営業時間 15:00~0:00
電話番号 03-3891-4637
JR常磐線「三河島」から徒歩10分

 

重厚すぎる登録有形文化財の銭湯

『燕湯』-御徒町-

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まだまだいきます!続いては御徒町にあるコチラ!燕湯!!

見て下さい!この堂々たる佇まい!!

銭湯とは思えない、まるで温泉旅館のようです!! 

 

それもそのはず。この燕湯は、 

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国の登録有形文化財に認定されている銭湯なんです!!

 

それともう1つの驚きポイントとして、

こちら朝6時から営業をしている大変珍しい銭湯でもあるんです!!

「これが本当の一番風呂」と言わんばかりですね。

 

さぁ、というわけで!

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普段の僕なら入店禁止の可能性大ですが今日はさんざんお風呂に入ってきてるので、きれいなうちに入ってきたいと思います。

 

脱衣所がお風呂あがりのお客さんでいっぱいで、撮影することができなかったので、さっそくもう浴室内に行っちゃいます。

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僕は基本的に汚いので念には念を入れて豪快に湯浴み!!

 

写真の奥にの巨大な岩は、実は富士山の溶岩とのこと。

富士山は現在では国立公園になっていて溶岩を持ち出すことができないので、実はこれすごく貴重なものんなですよ。

どれだけ巨大かをわかりやすくするために、
こう!!!

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はい、このサイズ感!!

いかに僕がちっぽけな人間かわかりますね。

というわけで、お富士山のお溶岩から最も近いところで入湯!

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熱めのお湯でしたが、なにせ溶岩ですから!熱くて当然です。

あと、ここは地上3階分の吹き抜けで天井が高いからか逆上せにくい気がします。

とにかくすこぶる気持ちよかったです!!

 

登録有形文化財の建物を見物できるだけでなく、今や世界文化遺産の富士山の溶岩に囲まれながらゆっくりできて

460円!!

ココ燕湯はとにかく ”文化” 推しの価値の高い銭湯です。 

 

燕湯

住所 東京都台東区上野3-14-5
休業日 毎週月曜日
営業時間 6:00〜20:00
電話番号 03-3831-7305
HP http://www.tsubameyu.com
JR御徒町駅南口 徒歩4分

 

平たい顔族が長年に渡り愛しすぎる銭湯

『稲荷湯』-西巣鴨-

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今回最後に紹介するのは映画『テルマエ・ロマエ』の撮影にも使われた稲荷湯です!!

 

古い建物が残る滝野川の一角にひっそりと佇んでいながら、前を通ると足を止めて目を奪われること間違いなしの風格を持った素敵すぎる銭湯です。

 

では、さっそく入ってきます!

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『テルマエ・ロマエ』


今更感はありますが、ま、やりますよね。
しかし、阿部寛さんと比べるとザ・平たい顔族 みたいな顔してますね、僕は。

そして中は。。。

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はい、古き良き銭湯のお手本です。

もう堪りません!

浴室は、昨年ボイラーと配管工事のため映画撮影時とは少し異なりますが、

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富士山のペンキ絵は健在ですし、とても清潔爽やかで気持ちいい浴室になっています。

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今では本当に少なくなった木桶を持っていざ湯かん!

 

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あぁ、めっちゃええ湯加減やぁー。

”あつ湯” 、”普通”、”ぬる湯” の3種類あるおかげで自分好みの温度に浸かることができるんは、薪ではなかなか難しいからボイラー管理の賜物やーーー。

 

存分に湯を堪能した後は、ココにもあります!

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老舗の定番!中庭です!!

サイズは小さいですがこれまた素敵なお庭です。なんか池の岩から水が吹き出しています。

 

からの、お風呂あがりのお約束。

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「美味いッ!!しかも冷たくて甘い!!」


すいません、、、映画を観てない方にはさっぱりですし、やっぱり顔平たすぎてなので、なんのイメージも湧いてきませんね。。。

 

しかし最高だなぁ~!!

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あとでもうひとっ風呂行っちゃおう♪

 

こんな幸せな時間を味わいつつ、尚且つ映画の中よりも風情溢れる空間を心ゆくまで堪能できて、

460円!!

心の底から「平たい顔族に生まれてよかった」と思わせてくれるテルマエ(お風呂)です!! 

 

稲荷湯
住所 東京都北区滝野川6-27-14
休業日 毎週水曜日
営業時間 14:50~翌1:30
電話番号 03-3916-0523
都営三田線「西巣鴨」から徒歩10分


 

いかがでしたか?

どれもこれも魅力的な銭湯ばかりでしたよね。

 

是非みなさんも、ただお風呂に浸かって疲れをとるだけでなく、人と人がふれあうことのできる銭湯に行って、身も心も癒されてみてください。

 

超オススメです!!

 


最後に、今回紹介したいくつかの銭湯の入り口に掛かっていた四角い札についてですが、

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これは「沸いてます」の「わ」という意味で、

ひっくり返すと、

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「抜いてます」の「ぬ」となっています。

一般的なお店で言うところの「営業中」の札と同じ役目なわけです。

古くからある銭湯ではたまに見かけますので、行く前に覚えておきましょう。

 

  

それではまた!! 

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