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シャチがクジラを捕獲 知床で映像撮影5月28日 14時51分
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世界自然遺産、北海道・知床の海で、シャチがクジラを捕獲する映像が撮影されました。
映像は、知床半島にある羅臼町の沖合800メートルほどの場所で27日に撮影されました。
この海域には毎年春から夏にかけて、多くのシャチやクジラなどが餌を求めて集まります。
観光船に乗って映像を撮影した川端隆さんによりますと、目の前に7頭ほどのシャチの群れが現れ、はじめは船の下に潜ったり、潮を吹くなどしていたということです。
そのうち、体長およそ8メートルのシャチが体長2メートルほどのツチクジラとみられるクジラをくわえ、海面に浮き上がってきました。
シャチの群れは、観光船がその場にいた2時間ほどにわたってクジラをつついたり、周辺を泳いだりしていたということです。
国立科学博物館の田島木綿子研究員によりますと、シャチは捕まえた獲物をすぐに食べずに少しずつ弱らせる習性があるということです。
川端さんは「20年撮影していますが、シャチがクジラをまるまる一頭くわえているのは初めて見ました。二度と撮れないような映像を撮影できて本当によかった」と話していました。
羅臼沖のシャチは来月中旬まで多く見られ、その後、ほかの海域に移動していくということです。
この海域には毎年春から夏にかけて、多くのシャチやクジラなどが餌を求めて集まります。
観光船に乗って映像を撮影した川端隆さんによりますと、目の前に7頭ほどのシャチの群れが現れ、はじめは船の下に潜ったり、潮を吹くなどしていたということです。
そのうち、体長およそ8メートルのシャチが体長2メートルほどのツチクジラとみられるクジラをくわえ、海面に浮き上がってきました。
シャチの群れは、観光船がその場にいた2時間ほどにわたってクジラをつついたり、周辺を泳いだりしていたということです。
国立科学博物館の田島木綿子研究員によりますと、シャチは捕まえた獲物をすぐに食べずに少しずつ弱らせる習性があるということです。
川端さんは「20年撮影していますが、シャチがクジラをまるまる一頭くわえているのは初めて見ました。二度と撮れないような映像を撮影できて本当によかった」と話していました。
羅臼沖のシャチは来月中旬まで多く見られ、その後、ほかの海域に移動していくということです。