2015年5月28日01時38分
兵庫県西宮市松生町の路上で26日未明、近くのアパートに住む韓国人の女子留学生、趙ウナさん(23)が意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。兵庫県警は27日、司法解剖の結果、死因は腹部の打撲による出血性ショックの疑いがあると発表。胸や腹、両腕などにも数カ所のあざがあり、傷害致死の疑いで捜査を始めた。
捜査1課などによると、趙さんは2010年10月に来日し、現在は大手前大メディア・芸術学部4年。アパート1階で、短期ビザで来日した韓国籍の30代男性、20代女性と同居していたといい、県警は2人から事情を聴いている。
この男性が26日午前1時40分ごろ、アパートの前で趙さんを背負い、通行人に119番通報を依頼した。県警に対し「趙さんが腹の痛みを訴えたが、119番通報の仕方がわからなかったので外に出た」などと説明しているという。
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