2015-04-06

会社の成長と個人の成長

http://anond.hatelabo.jp/20150402201131

http://anond.hatelabo.jp/20150403200224

これを読んですごい辛い気持ちになっている。

俺はどちらかというと先輩側の立場に近い気がする。

新卒で今の会社に入って5年以上経つ。

技術的なスキルを身につけることは、選択肢を増やすことであって、常に良いことだと信じてきたが、そうではないんだと気付き始めた。

もちろん、流行りの技術を考えなしに実戦に投入してメンテ不可能状態にするのは論外だと思う。

はいえ実務上の課題クリアするために新しい技術や高度なテクニックを取り入れる必要性はそんなに珍しくないし、そういったステップを踏まずに会社は成長できないはずだと思う。

だけど、実際問題それをやると属人化は着実に進む。

この問題を解決するには、職場全体のスキルを上げる必要があると思う。

俺はスキル的には社内で一番で、職級としても最高位を社内で唯一持っているが、マネジメント権は一切ない。

せいぜいできるのは草の根的な勉強会を開いたり、業務に使った技術の詳細を休日に個人のブログに書いて社内チャットに貼ったり、マネージャーに許しを得た範囲で別の誰かに引き継いだりといった程度。

社内では以前にも増して技術的な問題が起こるようになったと感じている。

それらを解決するには技術力が必要なんだけど、それは自分ひとりが身につけるだけではダメで、その必要性を他のメンバーにも理解してもらい、実際に身につけてもらう必要がある。

そこにたどり着くには多分政治的スキル必要なんだが、俺はどうやら役員からは嫌われているらしい。

いっそすべて忘れて辞めてしまえば楽になれるんだろうとは思う。

その役員迷惑がかかるのは別にいいんだけど、職場メンバーサービスユーザーには迷惑をかけたくない。

どうすればいいんだろう。

転職することがあったら、自分が真ん中以下のレベルになれるところに入りたい。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20150406002734

記事への反応(ブックマークコメント)