MacにNTFSフォーマットのUSBメモリやHDDが接続されると、一度アンマウントして、読み書き可能なオプションを付けて再マウントしてくれるアプリ「Mounty for NTFS」を使用してみました。詳細は以下から。
Mounty for NTFSはドイツのiOS/Androidアプリ開発者Uwe Hollatzさんが、「同僚とファイルのやりとりをする時、Macと違うプラットフォームのシステムでNTFSフォーマットされたUSBを受け取ることがある。そんな時、いちいちMacのTerminalを開いてNTFSが読み書き可能な状態で再度マウントし直すのが面倒だからMountyっていうツールを作ったよ」と自身のサイトに公開しているアプリです。
Uwe Hollatz@uwehollatz
#Mounty for NTFS is now for free: http://t.co/xcq1eD8jFI
2014/07/27 20:57:35
If you like it tell the world about: http://t.co/oCx0f1scls
Occasionally I need to share files with my colleagues via USB sticks. Since we are working on different platforms the sticks might be NTFS-formatted. No problem so far, there are several resources out to the web describing to accomplish this task
[Mounty for NTFS]
通常MacでNTFSを読み書きできる状態でマウントする場合にはMacFUSEやfuse4xなどを使うのが一般的だと思っていましたが、「Finder上に表示できなくていいならmountコマンドに以下のオプションを付けるだけで読み書きできる[1, 2
]」ということで、Mountyはこれを自動でやってくれます。
macbook:~ uwe$ sudo umount /Volumes/UNTITLED macbook:~ uwe$ sudo mount -t ntfs -o rw,auto,nobrowse /dev/disk3s1 ~/ntfs-volume
使い方
1.使い方は、まずMounty for NTFSの公式サイトからMountyをダウンロードしいてインストール。
2.次にMountyを起動して、メニューバーに常駐させておきます。この状態でNTFSフォーマットのストレージがMacに接続されるとMountyが通知センターで知らせてくれるので「Yes, sure!」をクリック。
3.MountyがNTFSフォーマットのストレージを再マウントすると*Finderには表示されません*が、きちんと読み書き可能な状態でマウントされており、メニューバーのMountyアイコンから表示することが可能です。
NTFSフォーマットのストレージを接続する前にMountyを起動しておく必要がありますが、よくNTFSのストレージを取り扱う場合は便利だと思います。
おまけ
ちなみに、Mountyは一度MacAppStoreで有料販売されたそうですが、その後Appleから「Sandboxの範囲内を超えている」ということからRejectされたため、ドネーションウェア として公開したそうです。
Uwe Hollatz@uwehollatz
After two weeks of Review my first Mac App Mounty is now in Store (a tiny NTFS mount tool for #OSXMavericks):
2014/07/03 04:38:20
http://t.co/dZZ5KNXT3l
The Appstore Sandbox restrictions does not allow sandboxed apps to re-mount external volumes. We have rejected Mounty from Mac Appstore for that reason and decided to distribute it for free now, without Sandbox capability.
関連リンク:
・Mounty for NTFS - ENJOYGINEERING
超便利じゃね?