TOEIC 300点以下の私が500点を突破した勉強法
ちょいと至急500点を取らなくてはいけなかったのですが、世の勉強法サイト見ても300点だった私が900点に!とか、お前一回目手を抜いてただけじゃねーかという詐欺っぽいのしか見当たらず、私のようなレベルの低い人向けのエントリがほとんどなかったので、自分がやったことを中心に書いてみようと思います。
まずは私の英語力ですが、中一でサッパリ分からず挫折したものの塾でローマ字から勉強し直してもらってどうにか普通レベルに。高校時代は毎日英語の勉強を継続してどうにか偏差値50より上を維持していた程度。センター試験は自己最高で150点(模試では130点前後ばかりだった)といったレベルです。自分なりには基礎はできているつもりでした。
が、それは「毎日」やっていたからであり、完全に離れて10年もたてば忘れており、全部ウにマークしても300点取れそうなTOEICで、直近3回のTOEIC結果が 295点・285点・315点 と受験料の無駄でしかない感じでした。
そんな私がまず最初にやったことは、自宅にあるテキストでがんばること。
単語力と言えば、DUO。それほどまでに広まっている素晴らしい教材。あとは直前対策本で積み重ねればワンチャン…と、月~金で1章ずつDUOを聞き続けました。
学研教育出版
売り上げランキング: 124,399
結果は、330点。
全然変わりませんでした。
原因、DUOは私にとってレベルが高過ぎること。
そして、試験を久々に受けて思ったのはリスニング何言ってるか分からないこと。
リーディングも時間全然足らなかったこと。
昔は寝オチしても終わったのに・・・←諦めてたから?
次に試したのがこのアプリ。
自分のレベルに合ったものでないとダメだということで、基本から始めてみました。
単語の方は課金して順調に点数も上がって毎回7~8割分かるようになったなーって満足してたんです。で、ふと見つけた発音版のアプリを試してみたんですよ。そしたらもうね、全く聞き取れない。1~2割しかできない。あぁ、もうこれ完全にダメだって思いましたね。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 TOEIC重要英単語
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 TOEIC重要英単語(発音版)
ヨドバシポイント余ってたのでDSのトレーニングソフトも試してみましたが、これも私にはレベル高過ぎて何言ってるか分かりませんでした。私、リスニングはもう無理なのではって思いましたね。会社のEラーニング研修も受けてみましたが内容に大きな差はなく。自分向きのレベルではありませんでした。
売り上げランキング: 2,096
というわけで、この辺からお金惜しまずガンガン攻めてみました。
ネットの評価で良さそうに思うものを手当たり次第試す感じに。
これもいっぱい聴きました。DUOと違って私にちょうどいいレベルでした。まあほぼ高校入試レベルなのですが。それでもこの辺の基礎と呼べるところを確実に思い出せるようにしておくってのは大事だと思います。この本でどれだけ思い出せたか、覚えたのかは自信ありませんが。
朝日新聞出版
売り上げランキング: 4,777
これ、私には凄く良かったです。品詞問題に関する記載が大変素晴らしくて、これで名詞・形容詞・副詞・動詞の区別がはっきりとつくようになりました。感覚的になんとなく分かっていた(と思っていた)ことが形式知になると伸びますよね。リーディングの序盤の稼ぎ頭になってくれたと思ってますし、そこだけでも読んで良かったと思ってます。
アルク
売り上げランキング: 99,144
ライブで遠征するのに往復の電車で読み切れる本はないかなーって感じで、突発で買った本。考え方は良い本だと思いますが、考え方の本ですね。棚卸しするってほどの実力でもないのでこれで伸びたとは思いませんが、発想としては面白い本でした。
アルク
売り上げランキング: 307
で、最後はコレ。やっと400点を取った頃、もう模試繰り返すしかないって結論に落ち着いたのです。毎日勉強してた高校時代と違って今は突貫で点数だけ取るにはこれしかないって。そこで、公式問題集と究極の模試ですっごい迷って、最終的には公式より個人が出した方が後出しじゃんけんで良いモノを作るだろう、解説が丁寧だろうという勝手な思い込みでこちらを購入。やってみたところ、いきなり490点。次もその次も500点を超えて、あれ?案外行けるのでは?と思ったりしました。
この頃はTOEIC書籍情報を漁りまくって、TOEICが盛んなのは日本と韓国で、韓国の人が書いて日本で売っているものも多いとかどうでもいい情報まで詳しくなっておりました。まあ日本で受けるものなので、日本のがいいなぁとは思いましたが。
あとは、回数受けるだけだなってことで、自社で毎月受験する以外に、外部の学習塾とかで公開で受けれるところを探して2度ほど受験しました。外部で受けたのは部屋に一人だけで環境はとても良かったのですが、なんかリスニングがいつもより早く感じたのですが、あれは何だったのでしょう。いつも以上に何も聞き取れませんでした。
そんなわけで、勉強始めてから
330点
400点
380点
390点
510点
と、5回目にしてようやく500点を超えることができました。
間に、受験日に仕事でトラブって受験できなかったり、申し込んだつもりでいたのに実は申込み忘れてて3日前に頭かかえたりして気が気じゃなかったんですけどね。実際、最後は会社に提示された期限最後の受験日だったわけで。
で、実際に500点を取るために必要なことは、案外テクニックと慣れで行けるのではと思います。
リスニングは経験。とりあえず模試を何度も何度も繰り返し聞いて耳慣れさせる。私も最後の最後まで何言ってるか分からなかったけれど、その中で多少聞き取れる単語だけで世界を推測して解いていた、それだけでも500点は取れます。何言ってるか分からなくても諦めないようにしましょう。ちなみに、試験直前は半日間ずっとPART3とPART4のリスニングCDを聞いてました。
リーディングは、品詞問題は確実に取ること。長文も悩みそうになったらどんどん飛ばして分かるところを一問でも多くやること。実際に私も510点取った時はめちゃくちゃ飛ばしました。二択くらいまで絞れたら勘しかないっしょ!とか。あとはオカルトに頼って「困ったらエ」というキメを信じたりとか。時間との戦いです。
いざ書いてみると参考になるか分からないですね。
で、弊社は数年で期限切れて再受験をしろと言われるので、次に500点を取るために何をするかと言われたら
「次は公式問題集を買って、繰り返しやる」
って答えます。ここまでの流れがあってこの選択ができるので、「新TOEIC TEST 入門特急 とれる600点」や「究極の模試」の解説はきっともう一度読み返すと思います。
500点を取るために必要なこと。
基礎、反復、慣れ。
実力がなくても、テクニックを磨く練習でどうにかいけると思います。
あとは、回数受けるしかないと思いますw
| 固定リンク
コメント