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性犯罪の罰則巡り検討チーム設置9月30日 15時12分
松島法務大臣は、閣議のあとの記者会見で、法務省に性犯罪の罰則に関する検討会を新たに設置したことを明らかにし、法定刑の引き上げなどの議論を始める方針を示しました。
この中で、松島法務大臣は「かねてから、性犯罪に対する罰則が強盗罪などに比べてバランスを欠く、軽いということを主張してきた。性犯罪に対して厳正かつ適正に対処できるよう検討を進めていきたい」と述べ、法務省に検討会を新たに設置したことを明らかにしました。
検討会のメンバーは、大学教授や検事、弁護士など12人で、このうち8人が女性です。
検討会では、法定刑の引き上げを含めた罰則の在り方のほか、性犯罪が被害者などの告訴が必要な「親告罪」のままでよいかどうかや、犯罪の構成要件などについても議論していくということです。
初会合は来月中に開かれる予定で、松島大臣は「今までがどうだったということをまっさらにして議論してほしい。性犯罪の被害者は声を上げにくいが、声を上げてきていただいた方やそこに寄り添って来られたカウンセラーの話を大事にしてほしい」と述べました。
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