2014-09-13
ドイツが「カチンの森虐殺」の加害者でなかったからと言って、大戦期ドイツの名誉は回復されたのか?
ソ連が1940年の「カチンの森虐殺事件」の加害者であることを正式に認めたのは1990年になってです。それまでソ連は、虐殺したのはドイツ軍であると主張していました。
ソ連がその主張を撤回したことで、戦争中にドイツがソ連で犯した戦争犯罪行為は否定されたでしょうか?
「カチンの森虐殺」がドイツによるものでなかったとしても、戦争中にドイツが行なった不名誉な行為が消えるわけではなく、ドイツはその歴史を背負い続けなければなりませんし、実際にそうしてきました。
河野談話見直し「前政調会長の方針引き継ぐ」 自民・稲田氏「日本の名誉回復国民運動を」
自民党の稲田朋美政調会長は11日、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話をめぐり、前政調会長の高市早苗総務相が新たな官房長官談話を出すよう政府に求めていたことについて、「前政調会長の方針を引き継ぐ」と述べ、自身も河野談話の事実上の見直しを求める考えを示した。
党の議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・古屋圭司前国家公安委員長)の総会で語った。
稲田氏は、朝日新聞が「慰安婦を強制連行した」との証言報道を虚偽と認めたことを踏まえ、「国民全体で地に落ちた日本の名誉を回復する国民運動をやっていきたい」とも述べた。
また、総会では産経新聞の阿比留瑠比政治部編集委員が講演し、慰安婦に関する朝日の報道について、「日本をおとしめることができれば事実などどうでもいいという考え方があったのではないか」と指摘した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140911/stt14091117580005-n1.htm
吉田証言に関する朝日報道が撤回されたことで、一体日本の名誉がどの程度回復されると思っているのか、日本人はいつまでその幻想に浸り続けるのか。
ところで記事中の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の総会で講演した産経新聞の阿比留瑠比政治委員ですが、菅政権時に中傷記事を意図的に捏造し、裁判でも阿比留氏と産経新聞の非が確認され、損害賠償が確定しましたが、産経も阿比留氏も当該記事を訂正も取り消しも謝罪も検証もしていませんね。
その捏造記事が出された当時、菅政権は東日本大震災対応に全力をあげていましたが、この悪質なデマのせいで震災対応が妨害されたと言えます。このデマ記事によって日本国民が受けた損害や、海外から買わずに済んだはずの余計な不信感は、吉田証言記事などより遥かに大きいのですが、阿比留氏と癒着している安倍氏が政権についている限り、この悪質な報道被害が追及される事はないでしょうね。
そもそも安倍氏自身が率先してデマを流していたにもかかわらず、日本のマスコミはまるで報道しないわけですから、情けない限りです。
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