イオンモール熊本で爆発、2階部分が崩落し10人安否不明…従業員が客の避難誘導をして戻った後に爆発か
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28日午後4時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、同県宇城市と氷川町で震度7、熊本市南区、同県八代市、宇土市、美里町、
現地の消防などによると、同日午後6時頃、イオンモール熊本で「爆発音がした」との複数の通報があった。2階部分が崩落し、多数の閉じ込めが発生した。
熊本県は29日未明に災害対策本部会議を開催。28日午後10時現在で、同施設では10人と連絡がついていない。4人を救助し、うち3人が中等症、1人が軽症と明らかにした。
イオンは「地震発生直後、避難指示を出して、しばらくたってから爆発が起きた。従業員も含め安否確認をしている」としている。政府関係者によると、従業員が客の避難誘導をして施設内に戻った後、爆発が起きたとみられるという。
別の政府高官は、爆発原因について調査中だとしつつ、現場のLPガスが漏れていた可能性があるとの見方を示した。
ほかに県警宇城署によると、宇城市では住宅1棟が倒壊し、住民1人が心肺停止状態で発見された。
県によると、午後10時現在、家屋の倒壊や閉じ込め、火災などの110番が252件寄せられた。要救助事案が32件あり、18件で対応中という。避難所は県内36市町村466か所に開設され、2180世帯、4744人が身を寄せている。
九州電力によると、4万戸以上が停電した。国土交通省によると、南九州道の橋が損傷するなどし、九州道など高速道路4路線で通行止めが発生した。
気象庁によると、今回の地震の震源の深さは約16キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・1と推定される。国内で震度7が観測されたのは、2024年1月の能登半島地震以来、熊本県内では2016年4月の熊本地震以来。同庁は今回の地震を「令和8年熊本地震」と命名した。
気象庁の清本真司・地震津波対策企画官は28日夕の記者会見で、16年の熊本地震との関連について「現時点でわからない」としつつ、「揺れの強かった地域では1週間程度は最大震度7の地震に注意してほしい」と呼びかけた。
同庁によると、今回の地震で長周期地震動が発生し、最も強い「階級4」(立っていることができない)が熊本県内で観測された。同庁は一時、有明・八代海に津波注意報を出したが、津波は観測されなかった。
原子力規制庁によると、九州、四国にある原子力発電所では異常は確認されていない。