米イラン暫定合意「覚書」、トランプ氏が修正要求…ホルムズ海峡開放や高濃縮ウラン入手法巡り
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【ワシントン=向井ゆう子、カイロ=村上愛衣】米ニュースサイト・アクシオスは5月30日、トランプ米大統領がイランとの戦闘終結に向けて暫定合意した「覚書」の修正を要求したと報じた。イランの核開発計画に関連する部分などだとしている。米当局者2人の話として伝えた。
アクシオスによると、覚書は両国が60日間停戦を延長した上で、イランの高濃縮ウランの処分方法を協議するといった内容が盛り込まれているが、トランプ氏は最終承認を見送った。政権高官は濃縮ウランを米国がいつどのように入手するかについて具体化が必要だとの見方を示したという。
さらにトランプ氏はホルムズ海峡の開放に関する部分についても修正を求めたという。イランから回答を得るまでに3日間かかるとの見通しがトランプ氏には伝えられたとしている。
これに関連し、米中央軍は5月30日、オマーン湾でイランの港に向かっていたガンビア船籍の商船にミサイルを発射したと発表した。この商船は5月29日、20回以上にわたる米側の警告にもかかわらず、封鎖を突破しようとしたと説明している。
一方、イラン側が「覚書」の合意に応じるかは見通せない。
イラン国営通信によると、米国との協議の代表団を率いるモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長は5月31日、「国民の権利が保障されると確信できるまで、我々はいかなる合意も受け入れない」と述べた。