栃木強盗殺人、指示役の夫が闇バイト応募…7か月の長女連れ犯行指示か
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栃木県
事件では、指示役とみられる竹前容疑者と妻の美結容疑者(25)、実行役とされる相模原市と川崎市のいずれも16歳の男子高校生4人の計6人が強盗殺人容疑で逮捕された。
捜査関係者によると、2番目に逮捕された相模原市の高校生は事件前から夫婦と面識があったとみられ、県警は闇バイトに応募した竹前容疑者がこの高校生に仲間を集めさせたとみている。夫婦は事件当日、栃木県内の事件現場とは別の場所から、高校生らにスマートフォンのアプリで通話しながら指示を出していた。
被害者宅周辺では4月中旬から、不審車両が相次いで目撃されていた。事件8日前の5月6日には通報で駆けつけた警察官が不審な車を発見。盗まれたナンバープレートを付けていたため、乗っていた茨城県八千代町の職業不詳の男(41)を盗品等保管容疑で7日に逮捕した。
男は調べに「闇バイトに応募した」と話しているという。乗っていた車からは目出し帽なども見つかり、強盗殺人事件を起こした高校生らとは別グループの実行役とみられる。
上三川町外にある被害者の次男宅では4月上旬に窃盗事件があった。県警は貴金属とともに盗まれた書類から被害者宅の情報がトクリュウに流出したとみている。男が逮捕されたことで、今回の事件のグループが組織され、被害者宅が再び狙われた可能性があるとみて調べている。
7か月の長女連れ実行役に指示か
現場の指示役として逮捕された竹前海斗(28)、妻の美結(25)の両容疑者には、生後7か月の長女がいた。捜査関係者によると、2人は事件当日も長女を連れて栃木県に行き、実行役の男子高校生に指示を出したとみられる。
竹前容疑者は17日に羽田空港で、美結容疑者は横浜市のビジネスホテルで長女と一緒に身柄を確保された。
美結容疑者は長野市で育った。息子が中学校まで同級生で、幼少期から知っているという50歳代女性は、2~3月頃に子供を連れて帰省する姿を見かけていた。「人懐こくて家族の仲もよかった。事件はまさか、と思った」と困惑した。
小中学校で一緒だった男性(25)は「問題を起こしたと聞いたことがない」としつつ、「我が強く、苦手と感じる人もいた。中学では小学校が違う生徒と仲良くしていた」と話した。
夫婦が住む横浜市のアパート近くの40歳代女性は、「優しい人と思っていた」と振り返る。夫婦は約2か月前に引っ越してきたといい、美結容疑者は近所の子供に菓子をあげることもあった。ただ、交通トラブルを起こした夫婦が相手に罵声を浴びせる一面も、周囲には見られていた。