高級すき焼き店や吉原の風俗店など接待攻勢…加重収賄容疑の日本郵便元社員、前任者の上司とともに接待受けたか
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日本郵便の郵便物回収業務を巡る汚職事件で、警視庁に日本郵便株式会社法の加重収賄などの容疑で逮捕された元社員の米田伸之容疑者(37)が2021年以降、贈賄側の業者から高額なお歳暮を受け取ったり、ソープランドで接待を受けたりしていたことが捜査関係者への取材でわかった。同庁は、接待攻勢を受けるなか、業者との癒着を深めたとみている。
米田容疑者は同社東京支社主任だった24年10月~25年5月頃、都内4郵便局の郵便物回収業務を受注させる見返りなどとして、運送会社「ハルキエクスプレス」側から現金10万円と、計約120万円相当の東京ディズニーリゾートの宿泊・ツアー代を受け取った疑いがある。
捜査関係者によると、同業務の入札は4年に1回実施される。米田容疑者は前回の21年の時も上司だった前任者とともに、同業務を発注する担当を任されていた。当時から上司とハルキ社の接待を受け、高級すき焼き店や東京・吉原のソープランドに行ったり、お歳暮で松阪牛ギフトを複数回受け取ったりしたという。
21年の入札でも、25年と同様にハルキ社が業務を受注していた。同庁はこの頃から、入札の予定価格に関する情報が漏えいしていたとみている。一方、21年については収賄、贈賄側ともに公訴時効が成立しているという。
日本郵便によると、同社の内部調査で、米田容疑者と前任者の2人が入札での不正を行っていたことが判明している。2人は今年4月に懲戒解雇された。