映画は、ドキュメンタリー作品で安孫子亘監督がメガホンを取り、3年半にわたって制作を進めてきた。
旧熱塩加納村では、地元の農協で営農指導員を務めた小林芳正さんが有機農業に着目し、推進に汗を流した。「伝説の男」とも呼ばれる小林さんの努力で、学校給食で有機農業を用いるなど村を挙げた取り組みに広がった。映画では、いかに有機の里」と呼ばれるまでに至ったのか、そして現在、地域の農家らがどのように継承しているのか映し出す。
安孫子監督は「何気ないわれわれの暮らし方を見つめ直し、地球環境にもっと関心を持ってもらう映画になるよう望む」と語る。
映画に登場し、「日本一の学校給食」の舞台となった喜多方市立会北中学校で3月23日、特別試写会が行われた。3月末に閉校を迎える同校の閉校式と合わせて開かれ、多くの同窓生が集まった。
試写会では、安孫子監督と、小林さんの思いを受け継ぐ野邉善市さんがあいさつ。映画上映後、トークショーが行われ、主題歌を担当したシャンソン歌手の池田ひろ子さんが歌声を披露した。
制作元のミルフィルムは自主上映会の開催を呼びかる。問い合わせは製作委員会事務局、(電)090(3098)7077。