十八親和銀行の元行員、顧客から20年間で数千万円を着服…転勤・転籍後も集金続け入金せず
完了しました
十八親和銀行(本店・長崎市)は28日、男性の元行員(58)が顧客から約20年間で集金した現金計数千万円を着服していたと発表した。転籍先のふくおかフィナンシャルグループの関連会社が同日付で懲戒解雇した。同グループは福岡県警に通報している。
発表によると、元行員は約20年前に当時の親和銀行西新支店(福岡市)に勤務していた際に知り合った顧客の男性と銀行休業日に月1回程度面会し、1回あたり20万~25万円を積立定期預金の名目で集金し、口座に入金せず着服していた。転勤などもあったが、昨年12月まで集金を続けており、生活費や自身の借入金返済に充てていたという。被害額は最大で約5000万円が見込まれる。
元行員は2021年に十八親和銀行から「ふくぎん保証」に出向し、23年1月に転籍した。今年1月に別の行員が顧客から「長い間、毎月、月末近くの土曜日に集金に来ている」などと聞き、不審に思って発覚した。
同行の小林智副頭取は「深く反省し、被害に遭われたお客様、常日頃から当行を利用しているお客様におわびする」と陳謝した。