十八親和銀行の32歳行員、顧客から現金9200万円着服…「借金返済やギャンブルのため」
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ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は24日、傘下の十八親和銀行(長崎市)の男性行員(32)が顧客から預かった通帳で預金を不正に引き出すなどの手口で現金約9200万円を着服していたと発表した。同行では2月にも元行員による数千万円の着服が発覚していた。
発表によると、男性行員は2020年6月から約4年間、借金の返済やギャンブルの資金に充てるため、高齢の顧客1人から返済するあてがないのに借金したり、通帳を預かって暗証番号を聞き出し、無断で現金を引き出したりしていた。
今月上旬、顧客から「身に覚えのない取引が複数ある」との相談が寄せられて発覚。同行は24日付で懲戒解雇処分とし、長崎県警に通報した。
同行は2月28日、元行員の男性(58)が別の顧客1人から定期預金名目で約20年にわたって現金を集金する手口で数千万円を着服していたと発表していた。
不祥事が相次いだことを受け、ふくおかFGは傘下4銀行に相談窓口を設置。五島久社長はこの日の記者会見で「信頼を裏切ることになり、重く受け止めている」と頭を下げた。