「チャットGPTと容疑者の不穏なやりとりを通報しなかった」、銃撃事件の遺族がオープンAIを提訴
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【ロサンゼルス=後藤香代】カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州の中高一貫校などで2月に発生した銃撃事件で、犠牲者の遺族らが29日、容疑者と対話型AI(人工知能)「チャットGPT」の不穏なやり取りを警察に通報しなかったとして、運営会社のオープンAIとサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こした。
遺族らは米カリフォルニア州の連邦地裁に提出した訴状で、「チャットGPTが暴力への執着を助長し、犯行へと駆り立てた。オープンAIは犯行計画を知っていたが、意識的に通報しなかった」と主張した。
警察によると、容疑者(当時18歳)は母親と弟、生徒ら計8人を射殺し、現場で自殺した。同社は事件後、昨年6月に不穏なやり取りを検知し、容疑者のアカウントを停止していたと発表していた。