「エホバ」理由に手術拒否、滋賀医科大代理人「緊急時の輸血すら求めない治療を要求したからお断りした」…信者の女性が起こした損害賠償訴訟で「宗教的差別は争点にならない」と弁論
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宗教団体「エホバの証人」の信者であることを理由に手術を拒否され、精神的な苦痛を受けたとして、信者の女性が滋賀医科大付属病院(大津市)を運営する滋賀医科大を相手取り、慰謝料など330万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が28日、地裁(田中俊行裁判長)であった。
訴状では、女性は2024年に同病院で両眼の白内障手術が必要との診断を受けた。宗教上の理由から輸血を受け入れないことを記載した書面の写しを提出すると、手術を拒否されたとしている。
原告側は、医師が必要と判断した場合には輸血を行うとする同病院の方針によって治療を拒否するなど、患者の権利を侵害し、エホバの証人の信者を差別していると主張。滋賀医科大側の代理人弁護士は「原告が緊急時の輸血すら求めない治療を要求したからお断りした。宗教的差別は本件の争点にならない」とした。