米軍が拿捕した貨物船はイランと中国を往復、軍民両用品を積載か…中国が継戦能力支える実態浮かぶ
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【ワシントン=栗山紘尚】米軍がオマーン湾で19日に
船舶運航情報公開サイト「マリントラフィック」によると、TOUSKAは昨年11月以降、イランと中国の港を3回往復していたことが確認された。
直近では、2月24日にイラン南部のシャヒドラジャイ港を出発し、3月24日までに中国・上海沖に移動した。その後、同29~30日に広東省・高欄港に寄港し、ホルムズ海峡に近いオマーン湾に戻った際に米軍に拿捕された。
米ニューヨーク・タイムズ紙は今月20日、米軍当局者の話として、海兵隊の臨検チームがTOUSKAに積載された最大5000個のコンテナを調べていると報じた。同紙によると、TOUSKAは「イランの金融機関や兵器開発計画と関連している」ことを理由に米財務省の制裁対象となった船舶だった。
ロイター通信は、軍民両用品が積まれている可能性が高いとした上で、高欄港などでコンテナを積んだとの分析を伝えている。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは20日、TOUSKAが6時間にわたる米軍の警告を無視し、海上封鎖を突破しようとしたことから、「イランにとって価値あるものを運んでいた」との専門家の意見を伝えた。
TOUSKAは19日、米軍の海上封鎖の突破を試みた際、米海軍駆逐艦の攻撃を受けて航行不能となり、米海兵隊によって拿捕された。