いじめ「重大事態」報告書、「公開版」は調査結果のほとんどが削除…被害者側「意味をなさない」批判
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大分県の日田市教育委員会は16日、市立学校で起きたいじめの「重大事態」について、第三者による調査委員会の報告書を公表した。「公開版」と題した報告書はプライバシーの保護などを理由に調査結果のほとんどが削除されており、被害者側の代理人弁護士は「(調査の概要が)具体的に明らかにならなければ、今後のいじめ防止・根絶のために意味をなさない」と批判した。
代理人弁護士などによると、いじめを受けたのは2022年11月に市立中に転校してきた当時2年の女子生徒。悪口や陰口などが原因で23年9月頃から不登校気味になり、24年1月25日からは全く登校できなくなった。靴に画びょうを入れられ1週間のけがを負ったこともあったという。市教委は同年2月、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態に認定した。
報告書では、学校が「いじめ防止対策委員会」を独立した形で開いておらず、組織的対応ができていなかったことなどを問題点として指摘。市教委がいじめ事案の報告を明確に義務づけていなかったことなども問題視した。市教委は「指摘を