日本とEU、防衛産業の協力拡大に向け共同声明へ…供給網強化に取り組む姿勢打ち出す
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日本と欧州連合(EU)は17日、ブリュッセルのEU本部で、民間が主導する防衛産業対話の初会合を開く。開催に合わせ、政府レベルでも防衛産業の協力拡大に向けて共同声明を出す。安全保障環境が厳しさを増す中、防衛装備品の相互運用性を高め、サプライチェーン(供給網)強化に取り組む姿勢を打ち出す。
防衛産業対話には、日本側は、SUBARU(スバル)やNECなど20社以上、欧州側もスウェーデンの防衛大手サーブなど20社弱が参加する見込みだ。日欧の航空や防衛関連の業界団体が事務局を務める。
日本側からは、ドローン(無人機)など先端技術を活用した「デュアルユース(軍民両用)」技術を持つ新興企業も多く参加し、欧州側の関心は高い。日本企業にとっては、欧州市場への本格進出の足がかりとなることが期待される。
日EUは2025年7月の首脳会談で、防衛産業対話の設置を決めた。17日の初会合には、経済産業省の井野俊郎副大臣と、EUの執行機関・欧州委員会のアンドリウス・クビリウス委員(防衛・宇宙担当)も出席する。日欧関係筋によると、産業対話後、両者は会談を行い、「防衛産業の基盤強化は共通の優先課題だ。日EUの協力関係を通じた安全保障の強化は不可欠。防衛産業に関する様々な協力を進める」などとする共同声明を出す予定だ。
日EUは防衛装備品の供給網の強化や研究開発の高コスト化、米国依存といった共通の課題を抱えており、連携の機運が高まっている。(ブリュッセル支局 秋山洋成)
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