中3で「のど自慢」優勝の17歳、地元でワンマンライブ…「高校卒業後は音楽の道へ」決意の自作曲披露
完了しました
「地元・奈良を盛り上げたい」と、関西を中心に活動する高校生シンガー・ソングライターがいる。奈良市の高校3年、安藤
<いま 前を向いて 自分を信じて もう負けないって 強く思うんだ>
4曲目のオリジナル曲となる「進む道」は、しっとりとしたメロディーで、伸びやかに歌い上げるバラード調の曲。悩みながらも未来に向かう心境を歌った。「音楽の道で頑張っていくという強い決意を込めた」と語る。
幼い頃から音楽が好きだった。学校生活や進路に悩んだ中学時代、SNSで偶然見つけた楽曲の前向きな歌詞が背中を押してくれた。その経験から、「自身を救ってくれた音楽がやりたい」と思った。中学3年生になった2023年、奈良県上牧町で行われたNHKの番組「NHKのど自慢」で優勝。翌年には各地の優勝者が集うチャンピオン大会でも歌声を響かせた。
放送後、大阪のライブハウスに呼ばれるようになった。各地のステージに立つうち、客から「勇気をもらった」などと声をかけてもらえるようになり、「誰かのために歌いたい」という気持ちが芽生えていった。
シンガー・ソングライターを目指して苦手な曲作りにも挑戦。最初のオリジナル曲「夢」が完成した。<前を向いて一歩ずつ進むきみへ>、<いつかいつかたどり着く 輝く未来へ>という歌詞で、「前を向いていれば未来を切り開けるよってメッセージを伝えたかった」という。ライブでギターを弾きながら歌うと、同年代の観客から「元気が出た」と言われ、「作ってよかった」と思えた。
高校入学後は、学業と音楽活動の両立に奮闘。学校から帰宅した後はボイストレーニングや曲作りに打ち込み、休日はライブにも出演した。県内のイベントにも参加。今年1月にはバスケットボールBリーグ2部のバンビシャス奈良の公式戦内で「夢」などを歌った。
音楽の魅力を「言語が違ってもリズムに乗れて、いろんな国の人とつながれる」と語る。より幅広い年代の人に自分の曲を聴いてもらいたいという思いから、4月のワンマンライブに合わせ、「進む道」と「夢」を収録したCDも制作した。
目指す将来像を聞くと、「音楽に救われたことがある自分が、音楽で誰かの背中を押せる人になりたい」と笑う。<これからの未来は喜びも悲しみも すべて笑顔にのせて
12日奈良市で
ワンマンライブは12日、奈良市のライブハウス「EVANS CASTLE HALL」で開催する。午後2時開演。チケットは一般3500円(ドリンク代別)など。