プロ管弦楽団への補助金、設置者の神戸市が打ち切り方針を決定…楽団側は存続に向けた協議を継続
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神戸市が設置するプロのオーケストラ「市室内管弦楽団」について、市は2028年度以降の補助金を打ち切る方針を決めた。運営する神戸市民文化振興財団は27日に理事会を開き、存続に向けた協議を続けることを確認した。
楽団は、1981年に「神戸室内合奏団」として創設され、市からの補助金と演奏会のチケット収入などで運営されてきた。市などによると、2024年度の補助金は約8900万円(依存率約7割)だった。
市は昨年11月、集客力の低さや補助金依存率の高さなどを問題として、財団に改善計画の提出を要求。財団は計画を提出したが、市は内容が不十分だとして1月に補助金を打ち切る方針を決め、財団に通告した。
財団の服部孝司理事長らによると、27日の理事会で楽団の方向性についての結論は出なかったが、5月と6月の定期演奏会の集客実績が良ければ、市に打ち切り見直しを求める案などについて話し合ったという。