学食は物価高でもワンコイン…APU名物タイカレー330円から、インド出身留学生も太鼓判の外国料理
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物価高が続く中でも、ワンコイン価格で栄養満点の食事を提供しているのが大学の学生食堂(学食)だ。留学生に対応した国際色豊かなメニューや、学生が地元産の食材を使ってレシピを考えた一品など様々な特色があり、学外からの利用を歓迎する大学も多い。(靍田里絵子)
大分県別府市の高台にある立命館アジア太平洋大(APU)。約42万7200平方メートルの広大なキャンパスで、学部と大学院の計約6600人が学ぶ。うち約半数を118か国・地域の留学生が占める。
学食「カフェテリア」は最大約900席で、同大の生活協同組合(大学生協)が運営。ガラス張りの壁面からは別府湾が一望でき、天井高14メートルと明るく開放的な雰囲気だ。メイン料理や小鉢などを自由に選ぶ形式で、一番人気のタイカレーや週替わりのエスニック肉料理は330円からと格安で食べられる。
留学生にイスラム教徒が多いため、摂取が禁じられた豚肉やアルコールなどを含まず、戒律に則した食事を提供できることを証明する「ムスリムフレンドリー認証」を取得。対応する料理を毎日数種類用意し、メニューに表示している。授業期間中はビーガン(完全菜食主義者)などのために、サラダバー(200円)も常設している。
授業期間中の営業時間は午前7時45分~8時45分(朝食)と午前10時半~午後8時(昼食と夕食)が基本で、土日は休み。価格は外部の人が利用する場合はメニューによって3円~55円が上乗せされる。店長の松田裕太さん(42)によると、一般市民の利用も多く、観光の途中で立ち寄る外国人客にも好評という。