トランプ大統領、イランがホルムズ海峡の原油輸送への妨害なら「再建不可能なほど破壊」と強調
完了しました
革命防衛隊「戦争終結を決めるのは米軍ではない」
【ワシントン=池田慶太、バンコク=吉形祐司】米国のトランプ大統領は9日、米国とイスラエルの対イラン軍事作戦について、「大きな前進を遂げている。間もなく終わる」との見通しを示した。具体的な時期は示さなかった。イランがシーレーン(海上交通路)の要衝・ホルムズ海峡で原油輸送を妨害した場合、「再建不可能なほど」に破壊すると強く警告した。
トランプ氏は9日、2月末の戦闘開始後初めての記者会見を開き、当初4~5週間を想定していた軍事作戦について「予定よりはるかに前倒ししている」と強調した。これまでに5000以上の標的を攻撃し、イランのミサイル発射装置の9割以上、海軍の艦艇51隻を破壊したと主張。米CBSニュースのインタビューでは「戦争はほぼ完了した」と述べた。
軍事作戦で殺害したイラン最高指導者アリ・ハメネイ師の後継に次男のモジタバ師が就いたことについては、「イランにとって同じ問題が続くだけだ。失望した」と語った。
一方、イランのファルス通信などは10日、トランプ氏の発言に対し「戦争終結を決めるのは我々で、米軍ではない」とするイラン精鋭軍事組織「革命防衛隊」報道官の声明を報じた。