餅を食べ、突然倒れた男性に意識なし「医療関係者はいませんか」…医師が箸で餅を引っ張り出す
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餅をのどに詰まらせて心肺停止となった高齢男性を救助したとして、福岡県の春日・大野城・那珂川消防署は、同県春日市に住む3人に感謝状を贈った。餅つき会場に居合わせた救急救命士、医師、自治会役員の素早い連携が命を救った。(白井貴久)
表彰されたのは、福岡市消防局に勤務する高津裕紀さん(32)と、産婦人科医の秦みずきさん(43)、自治会役員の河野貴子さん(43)。
同署によると、昨年12月3日午前11時頃、春日市の公民館で開かれていた餅つき行事で、70歳代男性が餅を食べた後、突然倒れた。意識、呼吸がない男性を確認した河野さんが119番し、「医療関係者の方はいませんか」と呼びかけ、会場に遊びにきていた高津さんと秦さんが名乗り出た。
高津さんが胸骨圧迫を繰り返す中、秦さんが口の中を見たところ、餅の一部が見えた。箸を使って取りだそうとしたが一度は失敗。滑らないようにと、周囲の人から借りた手ぬぐいを指に巻いて引っ張り出した。心拍と自発呼吸が戻り、救急隊が到着する頃には意識は回復傾向に。病院に搬送されたが、機能障害もなく、翌日退院したという。
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