高校在学中から何度も性被害受けPTSD、元教員に1100万円の賠償命令…札幌地裁
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札幌市の通信制高校在学中に元教員から性被害を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、元生徒の20歳代女性が元教員と学校側に計約2000万円の損害賠償を求めた訴訟があり、札幌地裁(守山修生裁判長)は20日、元教員に1100万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決などによると、女性は1年時から授業を担当していた元教員に体を触られ、卒業するまで何度も性的な行為をさせられた。道外の大学進学後も被害が続き、2023年、PTSDの診断を受けた。
守山裁判長は「元教員は女性の判断能力の未熟さや自己肯定感の低さに便乗した」と指摘。優位な立場を利用し、女性の性的な自己決定権を侵害したとして、性行為は違法と認定した。
女性は学校側の責任も主張したが、判決は「学校の授業などと密接に関連するものではない」として、請求を棄却した。