小学館、漫画「常人仮面」の配信停止巡り社内調査委を設置へ…日本漫画家協会「業界の信頼に関わる重要な問題」
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小学館は28日、漫画アプリ「マンガワン」の連載漫画「常人仮面」の原作者の起用に問題があったとして、配信と単行本出荷を停止したことに関し、連載開始の経緯などを検証する社内調査委員会を設置すると発表した。
同社によると、原作者は2020年に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)容疑で逮捕、同罪で略式起訴され、罰金刑を受けた。当時、別名義で連載していた別の漫画が中止となったが、22年に現在の筆名で原作者として「常人仮面」の新連載が始まっていた。同社は「会社として管理監督責任を問われる重大な事案」との認識を示した。
この問題を巡っては、原作者が被害者から損害賠償を求められた民事訴訟の札幌地裁判決で、両者の和解協議にマンガワン編集部の担当編集者が関わっていたことが認定されており、調査委ではこれらの経緯についても調べていく。
一方、日本漫画家協会は28日、「漫画家による性加害およびその対応を巡り、出版社の関与が指摘されている。業界の信頼に関わる重要な問題」などとする声明を出した。