イギリスのアンドリュー元王子逮捕、「公務中の不法行為」容疑…エプスタイン氏巡り機密情報漏らした疑いか
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【ロンドン=横堀裕也】英警察当局は19日、チャールズ国王の弟アンドリュー元王子(66)を逮捕した。容疑は「公務中の不法行為」だとしている。元王子を巡っては、少女らの人身取引罪などで起訴された米実業家ジェフリー・エプスタイン氏(勾留中に死亡)を巡る事件に絡んで米司法省が開示した捜査資料で、英政府の機密情報を漏らした疑いが浮上していた。
警察はこの日、英東部ノーフォーク州の邸宅なども捜索した。今月上旬には、警察が元王子に対する捜査の検討を開始したと英メディアが一斉に伝えており、王室関係者に対する異例の逮捕に踏み切った形だ。
チャールズ国王は19日、声明で元王子の逮捕に「最も深い懸念」を表明し、「法律は適正に執行されなければならない」と強調した。その上で、捜査に協力していく姿勢を改めて示した。
元王子は開示文書を通じ、エプスタイン氏との深い関係が明らかになり、2001~11年に貿易に関する政府特使を務めていた際、機密情報を提供した疑惑が報じられていた。英BBCなどによると、アフガニスタン復興に絡む投資情報などが含まれていたという。
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