東京都立大学自転車部で新入生歓迎イベント、「ロードバイク」下り坂で衝突死…両親が2300万円賠償求め提訴
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東京都立大自転車部の新入生歓迎イベントで自転車を走行中の新入生が街灯などに衝突して死亡する事故があり、大学側に安全確保への注意義務違反があったとして、宮崎市に住む両親が大学を運営する都公立大学法人に約2300万円の損害賠償を求めて宮崎地裁に提訴した。18日に地裁(菅野昌彦裁判長)で第1回口頭弁論があり、大学側は争う姿勢を示した。
訴状によると、1年の女子学生で、入学間もない2021年4月に部主催のイベントに参加。大学から約11キロ離れたキャンプ場に向け、部員たちと「ロードバイク」と呼ばれる自転車で相模原市の長い下り坂を進行中に街灯などに衝突し、亡くなった。女子学生がロードバイクに乗ったのはこの日が初めてで、ブレーキを制動できなくなったと訴えている。
同部では19年4月にも同じ坂で新入生が骨折などをする事故が起きており、原告側は「安全対策を部内で引き継がせる指導も助言も全く行うことなく放置した」などと主張。父親は「訴訟を通じ、なぜ事故が防げなかったのかなどを明らかにしたい」と話した。
同法人は「請求を棄却する判決を求める」としている。