埼玉3区 自民黄川田さん6選…「積極財政推進へ」抱負
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第51回衆院選は8日、投開票が行われた。選挙戦では、自民党と日本維新の会による新しい連立政権の実績や今後の政権運営の是非が問われ、物価高対策などの経済対策や消費税の減税、外国人政策などが争点となった。自民は15議席獲得を確実にした。選挙直前に立憲民主党と公明党の衆院議員らが合流して結成した中道改革連合や、国民民主党は苦戦している。連立を組む自民と維新は県内では選挙区調整を行わず、複数選挙区で争った。県内小選挙区の投票率は53・42%で、前回(51・14%)を2・28ポイント上回った。
3区は、高市内閣でこども政策などの特命担当相を務める自民の黄川田仁志さんが、中道改革の竹内千春さんらを破り、6回目の当選を果たした。
昨秋の自民党総裁選で推薦人を務めるなど、黄川田さんは「高市首相の側近」。今回の衆院選では、選挙カーの側面に大きな高市首相のパネルを貼るなどのアピールをして、得票につなげた。積極財政や国防力の強化などを唱え、安定政権の必要性を訴えた。
昨年11月の越谷市の県議補選で自民系は3陣営に分裂。さらに自公連立の解消などのマイナス要因もあったが、高市人気を追い風に着実に票を積み上げた。
「当選確実」の一報が越谷市の事務所に入ると、大きな拍手と歓声がわき起こった。支持者を前に、黄川田さんは「内閣の一員として、積極財政と日本の成長を推進したい」と抱負を述べた。