大田区選管 過去選挙でも不正か 昨年参院選 無効票水増し
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昨年夏の参院選で大田区選挙管理委員会が無効票を水増し処理していた問題で、再発防止策を検討している第三者委員会は15日に開いた第4回会合で、過去の別の選挙の事務作業でも不正が疑われる事例が確認されたことを明らかにした。
第三者委事務局によると、今回の問題を受け、投票や開票に関する資料が残っている過去の衆院選や区長選などの記録を精査したところ、一部の選挙で不正が疑われる事例が確認されたという。事務局は警視庁による捜査中であることを理由に、新たに確認された事例の詳細を明らかにしていない。
水増し処理の問題では、昨年7月20日の参院選投開票日に集計担当だった職員が不在者投票数を二重計上していたほか、開票担当の別の職員も投票数と投票者数の誤差に気づきながら、無効票を水増しし、つじつまを合わせていた。
その後の第三者委の調査で、開票担当の職員は、開票事務が公正に行われているかを監視する「開票立会人」に白票・疑問票を確認してもらった後、集計システムに反映させるために添付するバーコード票に実際とは異なる票数を記載して無効票を水増し処理していたことがわかったという。
15日の第4回会合では、再発防止に向けた提言案も示された。委員らの指摘を踏まえた上で、2月下旬以降に区選管に提言を答申する見通し。