高知市が水道水の圧力下げる制限開始へ…ダムの貯水率0%に低下したのを受け、12日から実施し応急給水栓設置予定
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仁淀川流域の「大渡ダム」の貯水率が0%まで低下したことを受け、同ダムから取水している高知市は9日、第2回渇水対策本部会を開き、12日から水道水の圧力を下げて給水量を減らす制限を開始することを報告した。同ダムでは底にたまっている水を水源に「緊急取水」を実施中だが、少雨が続くと、3月上旬には枯渇。4月上旬には市のもう一つの取水先「鏡ダム」も枯れる見込みで、市は2月下旬以降、給水制限の強化を検討している。
給水制限は、鏡、土佐山、春野の一部を除く市全域で実施。水道水の圧力を低下させ、供給可能量を96・5%に制限する。市上下水道局によると、市民生活に大きな影響はないが、増圧ポンプなどの設置がない4階建て以下の建物や高台では、圧力低下により水が出にくくなる恐れがある。
市は12日、高台に近い愛宕山、北竹島町、六泉寺町、吸江、五台山の5か所に、容器を持参すれば24時間利用できる「応急給水栓」を設置する予定。
同局浄水課の武内慎輔課長は「今回の給水制限はスタートに過ぎず、今後渇水が続くとさらに市民生活への影響は大きくなる。今一度節水を強化してもらいたい」と呼びかけている。