自民党前議員の田野瀬太道さんが6選「地方に寄り添う政治を目指す」…衆院選奈良3区
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8日に投開票された衆院選で、奈良3区は、強固な地盤を誇る自民前議員の田野瀬太道さん(51)が終始リードし6選を果たした。
自民前議員の田野瀬さんが新人3人を寄せ付けず、6選を果たした。「短期決戦」のなかでも、奈良県の面積の8割にあたる3区の22市町村をすべて回りきり、個人演説会も連日開催、早朝の駅立ちも積極的にこなすなど、支持基盤を着実に固めた。
当選確実の一報で橿原市の橿原神宮境内の会場に姿を見せた田野瀬さんは、支持者らとバンザイを繰り返した。「『飛鳥・藤原の宮都』の世界遺産登録を見据え、中南和の活性化を図る。地方に寄り添う政治を目指す」と意欲を見せた。
政権の枠組みが変わり、公明党の正式な支援を受けられず、与党の日本維新の会からも対立候補が出た。田野瀬さんは「与党対決にはなるが、衆院選は政権選択選挙。日本には保守本流の政治が必要だ」と強調。街頭演説などで「高市政権でないと、この日本は前に進まない。絶対に負けるわけにはいかない」と述べ、高市政権の高支持率を背景に有権者への浸透を図った。
衆院議員を6期務めた元自民党総務会長で父の良太郎さん(82)の地盤を受け継ぎ、これまで通り後援会を中心とした組織戦を展開。知名度も生かして支持を浸透させた。
原山さん比例復活
日本維新の会新人で元県議の原山大亮さん(49)は、比例近畿ブロックの党名簿で単独1位だったため、早々に比例復活当選を確実にした。
田野瀬さんとの「与党対決」となったが、「高市政権のスピードは、維新が引っ張ったからだ」とアピールしてきた。